FERRARI Ferrari S.p.A(イタリア)

F40 Competizione
()内はノーマルのF40
車両形式 2ドアクーペ
L×W×H 4,485×1,980×1,200
(4,358×1,970×1,124)
WB 2,450 Tr -/-
CD Wt 1,035kg
(1,100kg)
2
エンジン
種類 ティーポF120B:水冷4st
V8DOHC+2T 32v
排気 2,936cc 7.7:1 ブースト2.5bar
(2,936cc 8.0:1 ブースト1.1bar)
馬力 780ps/8,100rpm(478ps/7,000rpm)
トルク -kg-m/-rpm(58.8kg-·m/4,000rpm)
駆動系
駆動 M・R 変速 5MT
サス DW/DW ブレーキ ⓋDi/ⓋDi
タイヤ
(245/40 ZR 17/335/35 ZR 17)
F40 Competizione(コンペティツィオーネ)は、世界の著名なフェラーリストのために、1991年にフェラーリ社がF40をベースに限定10台のみ生産した車。
ノーマルに対する違いは、
外観上は、フロントカウルの大きなエアアウトレットと、丸型4灯式の埋め込みヘッドライト、リヤの可変式スポイラーを持つことなど。
性能面では、
足回りの軽量化(OZ Racing 軽量17inアロイホイール等)や強化(ワイド化されたグッドイヤー製のレーシング用スリックタイヤやBrembo製355mmベンチレートディスク等)。
他には、クイックチャージャー対応の燃料給油口,パーキングブレーキの排除,内蔵式エアジャッキ(F1・R2)の投入,大型ディフューザーの装備,タービンおよびインタークーラーの大型化によるパワーアップなど、ほとんどレースカー?
F40は、1987年にフェラーリが創業40周年を記念して製作したリアミッドシップ・後輪駆動の2シータースポーツカー。販売期間は1987年 - 1992年。フェラーリの創始者であるエンツォ・フェラーリがその生涯の最後に、同社の「そのままレースに出られる市販車」という車作りの基本理念を具現化した車種で、ボディデザインはピニンファリーナによる。
車体の基本構成は楕円鋼管チューブラーフレームによるスペースフレーム方式ではあったが、当時開発されたばかりの複合素材や構造部接着剤といった最新の素材を組み合わせた半モノコック構造とし、高い剛性を得ていた。ボディ外装やカウルも全て複合素材製。タイヤはピレリがF40のために開発した「P Zero」が標準。
当時フェラーリのF1チームに在籍していたゲルハルト・ベルガーが車両開発を担当し、当時現役のF1ドライバーに、「雨の日には絶対に乗りたくない」「雨の日にはガレージから出すな」と言わせたという逸話が残っている。(←確かに、これ聞いたことある。)
日本に初めてお目見えしたのは1987年末で、新車価格は当時の日本のディーラー価格で4,650万円。

348ts(348tb)
車両形式 2ドアタルガトップ(クーペ)
E-F348B
L×W×H 4,230×1,895×1,170
WB 2,450 Tr 1,500/1,580
CD Wt (1,490kg) 2
エンジン
種類 水冷4st 90°V型8DOHC 32v
排気 3,405cc 85.0×75.0mm 10.4:1
馬力 300ps/7,000rpm
トルク 31.6kg-m/4,000rpm
駆動系
駆動 M・R/4WS 変速 5MT
サス DW/DW ブレーキ ⓋDi/ⓋDi
タイヤ 215/50ZR17/255/45ZR17
価格 18,600,000(17,900,000)
1989年から1994年に製造、販売。リアミッドシップエンジン・後輪駆動の2シータースポーツカー。写真は手前が348ts奥が348tbと思われる。ピニンファリーナの手による。サイドにフィン付き大型エアインテーク。テールランプはルーバー越し異形タイプ。ヘッドランプは角型2灯式のリトラクタブル。フレームはモノコック。エンジンは縦置き、トランスミッションは横置き。
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