真岡鐵道 車両
1.現有車両
 1-1.気動車
  モオカ14形:2002(平成14)年)からモオカ63形の老朽代替車として導入。
 1-2.客車
  オハ50形・オハフ50形: 「SLもおか」の客車として、JR東日本から譲受。
 1-3.蒸気機関車
  C12 66
   福島県伊達郡川俣町のふもと川団地に保存されていたもの。自社線内の運行には、おもにこれが充当。
  C11 325
   新潟県阿賀野市(旧北蒲原郡水原町)の水原中学校構内に保存されていたもの。
   自社線内の運転に充当される場合もあるが、行楽時期にJR東日本に貸し出されることもある。
 1-4.ディーゼル機関車
  DE10 1535:2004(平成16)年8月下旬にJR東日本から購入。「SLもおか」の回送用。
 1-5.その他の車両
  TMC300型軌道モータカー: 車籍がない機械扱い。保守・工事用。富士重工業製。レール運搬やバラスト散布など。
沿線自治体で組織する芳賀地区広域行政組合と筑西市(当時の下館市)の委託を受け、1994(平成6)年3月27日から蒸気機関車牽引列車(SL列車)として「SLもおか」の運転を行っており、2両の蒸気機関車(C12 66, C11 325)を保有。

2.過去の在籍車両
 2-1.気動車
  モオカ63形
   1988(昭和63)年の開業に際して導入された軽快気動車(富士重工業製のLE-Car II)。
   後継のモオカ14形に代替され、2006年に形式消滅。
 2-2.ディーゼル機関車
   DD13 55
    元は1992(平成4)年に神奈川臨海鉄道から購入したDD55 4。
    蒸気機関車牽引列車の補助機関車・回送用として使用された。2004年11月に退役。

3.保存展示車両
 1-1.気動車:国鉄キハ20系
 1-2.客車:国鉄スハ43系
 1-3.蒸気機関車:国鉄9600形
 1-4.ディーゼル機関車:国鉄DE10形
 1-5.貨車:ト1形,トラ70000形,ワフ1形,ワフ29500形,ヨ5000形,ヨ8000形,蒲原ワ11形

蒸気機関車

国鉄9600形
詳細は国鉄蒸気機関車参照

撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 49671
動態保存車両なので実用運行はされていないが、イベントとして実際に動かしている。

1920(大正9)年に川崎造船所で製造。
北海道で運行し、1976(昭和51)年に廃車後、真岡市の井頭公園で静態保存。
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撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 49671
top↑

撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 49671
top↑

国鉄C11形
詳細は国鉄蒸気機関車参照

撮影 2015/1/25
場所 真岡駅
路線 真岡鐵道真岡線
行先
車両 C11-325
水原号
実用運行されている。
1946(昭和21)年3月28日製造。
廃車後、新潟県阿賀野市(旧北蒲原郡水原町)の水原中学校構内に静態保存されていたもの。
1996(平成8)年3月に真岡市が譲受し、1998(平成10)年11月から運航開始。
自社線内の運転に充当される場合もあるが、行楽時期にJR東日本に貸し出されることもある。
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ディーゼル機関車

国鉄DE10形
詳細は国鉄ディーゼル機関車参照

撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 DE10-1014
DE10-1000番台。
基本番台の機関を変更し、燃料噴射ポンプや予燃焼室の形状を改良して出力を向上。
全車がSGを搭載。
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撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 DE10-95
DE10基本番台。
蒸気発生装置(SG)付き。
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気動車

国鉄キハ20系気動車
詳細は国鉄キハ20系気動車参照

撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 キハ20-247
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撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 キハ20-213
案内板表記の主な仕様
L×W×H(mm)
 20,000×2,900×3,900
重さ 31.5t
エンジン
 DMH17C形ディーゼル
最高速度 95km/h
定員 82人[座70]
製造初年 昭和33年
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モオカ14形気動車
寸法(mm)
全長 18,000
全幅 2,800
全高 3,650
軌間 1,067
重量(t)
重量
車体材質 普通鋼
機関
エンジン ディーゼル
SA6D125-1-1
出力 355ps
その他
最高速 100km/h
定員 127人[座44]
2002(平成14)年に営業運転を開始した真岡鐵道の気動車。
老朽化が顕著なモオカ63形の置換え用として登場した車両。
形式の「14」は平成14年に登場したことに因む。

モオカ14-1・2
 2002年1月20日にワンマン運用で運転開始。
 前面窓には3枚窓を採用。
 前面貫通扉上に前照灯・尾灯、前面窓両側にワンマン運転用のサイドミラーを装備。
 車体は富士重工業のLE-DCの仕様を踏襲した前面貫通扉付・18m級2扉の普通鋼製。
 塗装は、濃淡の緑モザイク模様で、前面および側窓下が橙色、橙色塗装上部に白細帯。
 走行用機関として小松製作所製のディーゼルエンジンSA6D125-1-1(355ps)を1基搭載。
 台車はFU56D/T。暖房はエンジンの冷却水を利用。
 この2台にはJR線乗り入れに備えATS-Pが搭載されている。
 落成直後は前面下部のステップが簡易な鉄棒→現在は上部に別のステップが取り付け。

モオカ14-3・4
 2002年5月に富士重工業が鉄道車両事業から撤退→製造メーカーを日本車輌製造に変更。
 2003(平成15)年に設計が変更され運転開始。
 モオカ14-3以降は、前照灯・標識灯が前面窓上両側に設置。
 貫通窓上には「ワンマン」のステッカー。

2013(平成25)年11月現在9両が在籍し、真岡線下館駅 - 茂木駅間の全線で運用。

撮影 2015/1/25
場所 真岡駅
路線 真岡鐵道真岡線
行先
車両 モオカ14-1
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撮影 2015/1/25
場所 真岡駅
路線 真岡鐵道真岡線
行先
車両 モオカ14-2
top↑

撮影 2015/1/25
場所 真岡駅
路線 真岡鐵道真岡線
行先
車両 モオカ14-3
top↑

撮影 2015/1/25
場所 真岡駅
路線 真岡鐵道真岡線
行先
車両 モオカ14-5or6or8
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国鉄スハ43系客車

国鉄スハフ44形
詳細は国鉄スハ43系客車参照

撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 スハフ44-25
1954(昭和29)年3月、北海道用として製造された三等緩急車。
1987(昭和62)年3月廃車後、東京お台場の「船の科学館」で静態保存。
2012(平成24)年7月4日に真岡市が有償譲渡。

案内板表記の主な仕様
L×W×H(mm)
 20,000×2,900×4,020
重さ 35t
定員 80人
製造年 1954(昭和29)年
製造所 日本車両
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作業用貨車(車掌車)

ヨ5000形
詳細は国鉄貨車参照

撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 ヨ14594
案内板表記の主な仕様
L×W×H(mm)
 7,000×2,500×3,700
重さ 9.7t
最高速度 85km/h
製造初年 昭和34年

車両番号は正確には読み取れないが、展示の2台がヨ14594とヨ14720であることは分かっているらしい。この車体は良く見ると14594の文字跡が残っている。
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撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 ヨ14720
案内板表記の主な仕様
L×W×H(mm)
 7,000×2,500×3,700
重さ 9.7t
最高速度 85km/h
製造初年 昭和34年

車両番号は正確には読み取れないが、展示の2台がヨ14594とヨ14720であることは分かっているらしい。もう一台が14594の文字跡が残っているため、こちらが14720と判断した。
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ヨ8000形
詳細は国鉄貨車参照

撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 ヨ8016
案内板表記の主な仕様
L×W×H(mm)
 7,200×2,600×4,000
重さ 10t
最高速度 85km/h
製造初年
 1974(昭和49年)
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撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 ヨ8593
案内板表記の主な仕様
L×W×H(mm)
 7,200×2,600×4,000
重さ 10t
最高速度 85km/h
製造初年
 1974(昭和49年)
top↑

作業車

TMC300形起動モーターカー
車籍がない機械扱い。保守・工事用。富士重工業製。レール運搬やバラスト散布など。
富士重工業製。自重16.0t

撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 TMC300形
軌道モーターカー
1993(平成5)年3月製造。
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無蓋貨車

ト1形
詳細は国鉄貨車参照

撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 ト60
案内板表記の主な仕様
L×W×H(mm)
 6,310×2,230×1,325
積載重量 10t
容積 23.4㎥
重さ 6.1t
連結器高 880mm
連結器
 アライアンス式
 自動連結器
製造年 1940(昭和15年)
製造会社 日本車両
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トラ70000形
詳細は国鉄貨車参照

撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 トラ75083
(トラ75954)
案内板表記の主な仕様
L×W×H(mm)
 9,500×2,700×2,700
重さ 17t
最高速度 75km/h
製造初年 昭和44年

車両番号は正確には読み取れないが、展示の2台がトラ75083とトラ75954であることは分かっているらしい。さすがにどちらかは区別がつかないのだが、よーく見るとこちらの車体の番号部の一番最後は”3”のようにみえるのだが・・・。
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撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 トラ75954
(トラ75083)
案内板表記の主な仕様
L×W×H(mm)
 9,500×2,700×2,700
重さ 17t
最高速度 75km/h
製造初年 昭和44年

車両番号は正確には読み取れないが、展示の2台がトラ75083とトラ75954であることは分かっているらしい。さすがにどちらかは区別がつかないのだが、消去法で・・・。
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有蓋貨車

蒲原鉄道ワ11形
蒲原鉄道(蒲原鉄道線)において運用された鉄道車両貨車形式。

五泉 - 村松間の開業に際して、1923(大正12)年11月に日本車輌製造において二軸有蓋車ワ1形1・2を新製。
全線開通に先立つ1929(昭和4)年10-11月に、二軸有蓋車ワ11形11・12、二軸有蓋緩急車ワフ1形1、二軸無蓋車ト1形1・2の計5両が、新潟鐵工所において新製。
戦後の1948(昭和23)年には、鉄道省より二軸無蓋車トム1形403の払い下げを受けてトム1形1として導入。
1959(昭和34)年3月には自社村松車庫において二軸有蓋車ワム1形1を新製。
1959年5月には緩急車ワフ1の車掌室を撤去し、ワ13と改称・改番の上でワ11形へ編入。

貨物輸送需要の減少から1974(昭和47)年10月にワ1・2が、1978(昭和53)年9月にはワ12・13・ワム1が廃車。
1984(昭和59)年2月1日の貨物輸送廃止に伴い、ワ11・トム1が1985(昭和60)年6月20日付で廃車。
事業用として残存したト1・2についても1995(平成7)年7月25日付で除籍。

蒲原鉄道株式会社(Kanbara Tetsudo Co., Ltd.)は、新潟県五泉市(旧中蒲原郡村松町)に本社を置くバス会社。
1999年まで蒲原鉄道線、2010年9月30日までは路線バスも運行していたが全路線が廃止。
地元では「蒲鉄(かんてつ)」と略称。

撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 ワ12
案内板表記の主な仕様
L×W×H(mm)
 6,360×2,530×3,383
積載重量 10t
容積 53.9㎥
重さ 6.15t
連結器高 890mm
連結器
 シャロン式自動連結器
製造年 1934(昭和9年)
製造会社 新潟鐡工所

躯体以外はすべて木材で構成。
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水島臨海鉄道ワフ15形
元国鉄の木造ワフを1958年に鋼体化した水島オリジナルの緩急車。
水島臨海鉄道の倉敷貨物ターミナル駅の構内に非常用と書かれて置かれていたらしい。

1910(明治43年)に鷹取工場で、国鉄ワ-形(形式不明)として製造されたようです。
1948(昭和23)年に水島臨海鉄道に譲渡、この段階ではワ11形らしいのですが詳細は不明。
1958(昭和33)年に鋼体化されワフ16/ワフ15.
1987(昭和62)年に廃車。
2013(平成25)年に真岡に移転してきたようです。

水島臨海鉄道株式会社は、岡山県倉敷市で鉄道路線を運営している鉄道事業者。
略称はMR、通称「水臨」「水鉄」「臨鉄」「臨海」「ピーポー」など。
日本貨物鉄道(JR貨物)・倉敷市などが出資する第三セクター方式の臨海鉄道。
中国運輸局管内の民鉄(JR除く)では唯一、貨物鉄道事業を行っており、その他旅客鉄道事業なども行っている。
 水島本線: 倉敷市駅 - 三菱自工前駅 - 倉敷貨物ターミナル駅 11.2km
 港東線: 水島駅 - 東水島駅 3.6km(貨物線)
 西埠頭線: 三菱自工前駅 - 西埠頭駅 0.8km(貨物線)

撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 ワフ16
案内板表記の主な仕様
L×W×H(mm)
 6,250×2,724×3,625
積載重量 5t
容積 16.1㎥
重さ 7.9t
連結器高 880mm
連結器
 シャロン式自動連結器
製造年 1910(明治43年)
製造会社 鷹取工場
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ワフ29500形
詳細は国鉄貨車参照

撮影 2015/1/25
場所 SLキューロク館
路線 真岡鐵道
行先
車両 ワフ29760
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