イバラエイ
Urogymnus asperrimus
トビエイ目トビエイ亜目
アカエイ上科アカエイ科イバラエイ属
茨鱏/Porcupine ray
参考 20160514 のとじま水族館1 ジンベエザメ館 by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
20160514 のとじまaq1 20180910 美ら海2-2黒潮の海
分布: インド太平洋熱帯域、西アフリカ沖。広範囲に分布。
インド洋:南アフリカ~マダガスカル・アラビア半島・セイシェル・スリランカ・東南アジア・西オーストラリア沖のニンガルー・リーフなど。スエズ運河を渡り東部地中海にも侵入。
太平洋:インドネシア・ニューギニア、北はフィリピン、東はギルバート諸島・フィジー、南は東部オーストラリアのヘロン島沖まで。東部大西洋のセネガル・ギニア・コートジボワール沖でも見られる。
沿岸に見られ、岸近くの深度1–30mの砂底・サンゴ礫底・アマモ場・礁の近くを好み、汽水域にも入る。
特徴: 体盤幅1.2-1.5m。体盤は楕円形で、中央部が分厚く外見はドーム状。吻は丸くわずかに突出。小さな眼の後ろにそれより大きい噴水孔。鼻孔は狭く、鼻褶後縁は房状で口に被さる。腹鰭は小さく細い。尾は急激に細くなり断面は円筒形、長さは体盤とほぼ同じで鰭膜はない。他のアカエイ科魚類と違い、尾に毒棘がない。平たいハート型の皮歯が密に体盤から尾を覆う。大型個体は更に、体盤全面が長く鋭い棘に覆われる。上面は明るい茶色から灰色で尾に向かうにつれて黒くなる。下面は白。
備考: 稀種。カイラギザメ(梅花鮫)とも呼ばれる。
水族
館等:
のとじま水族館01ジンベエザメ館(青の世界)
沖縄美ら海水族館2黒潮への旅2