アカヒレタビラ
Acheilognathus tabira erythropterus |
コイ科タナゴ亜科タナゴ属 |
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赤鰭田平/Red tabira bitterling |
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分布: |
東本州の太平洋側(宮城・茨城・千葉・東京)沿岸地方。河川の下流の緩流域や、それに続く用水、平野部の湖沼や溜池の砂底または砂泥底。 |
特徴: |
体長6.3cm。シロヒレタビラに酷似するが、形態的には産卵期に雄の臀鰭の外縁が赤紅色に縁取られることが最大の相違点。その他に、稚魚期に見られる背鰭前方基底部の黒斑。細部では、腹鰭の前縁の白色部もやや赤み帯び、シロヒレタビラより体高がやや低く、体色はより緑色が強い。 |
備考: |
「アカヒレタビラ」と「セボシタビラ」は「シロヒレタビラ”Acheilognathus tabira tabira”」の亜種であるが、さらに「アカヒレタビラ」は、
アカヒレタビラ”Acheilognathus tabira erythropterus”東本州の太平洋側(宮城・茨城・千葉・東京)
キタノアカヒレタビラ”Acheilognathus tabira tohokuensis”東本州の日本海側(秋田・山形・福島西部・新潟)
ミナミアカヒレタビラ”Acheilognathus tabira jordani”西本州の日本海側(富山・石川・福井・鳥取・島根)
の3亜種に分けられたらしい。(2007年) |
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