スパイニーリーフフィッシュ Ablabys macracanthus |
カサゴ亜目ハオコゼ科ツマジロオコゼ属 | |
−/Spiny leaf-fish(SpinyWaspfish) |
110814 インドネシアレンベKareko_Batu-15 | by Ryo |
分布: | 西部インド洋-西太平洋。沿岸の河口や海岸傾斜の砂泥底。 |
特徴: | 体長20cm。体は強く側扁。背鰭第1棘が短い。背鰭は非常に前方まで倒れこむ。尻尾れ棘数が多い。 |
備考: | この属には、 ”Ablabys binotatus”:西部インド洋(南アフリカ)だがマレーシアやフィリピンセブ島からの記録も。 ”Ablabys taenianotus”:「ツマジロオコゼ」東インド洋-西太平洋。 があり、非常に似ており、ネットを調べても明確な違いが判らない。しいてこいつを分類したのは、この地域ではこちらの方が一般的であること。こいつの方が背鰭を前まで倒しているせいか上端のカーブが少なく、背鰭第1棘が分離しにくい。口と背鰭起点の間も短いように見える。また、尾鰭後端の縁に白い部分が多く見られ、まだ若い個体だと想像できる。大きさは10cm強だったので、より大きくなる”Ablabys macracanthus”の若魚と考える方がよさそうだと考えた。 |