分布: |
アジア:アムール川以南のロシア沿海地方〜朝鮮半島・中国。中国亜種”C.a.argus”(中国・朝鮮半島南西部原産)とアムール亜種”C.a.warpachowskii”(沿海地方原産)
がある。日本へは中国亜種が移入し、北海道をのぞく日本各地に分布。アメリカへも移入。アムール亜種はウズベキスタン、カザフスタンにあるアラル海沿岸の川などに移入。池、湖沼、川の流れがゆるい中下流域など、水草が多い止水域。空気呼吸ができるため、溶存酸素量が少ない劣悪な水環境でも生存。 |
特徴: |
体長1m。体は前後に細長い円筒形。体色は黄褐色-緑褐色。体側に円形の暗色斑紋が2列に並ぶ(類似種のタイワンドジョウは体側の斑紋が3列に並ぶことがあり、斑紋も細かく不定形)。背鰭と尻鰭は他のスズキ目のような棘条が発達しない。背鰭と尻鰭の基底が長く、腹鰭は小さい。口は大きく、下顎が上顎よりも前に突出し、鋭い歯が並ぶ。 |
備考: |
日本では同属のタイワンドジョウやコウタイと共に、ライギョ(雷魚)とも呼ばれる。
鰓の上部に上鰓器官を持ち、口から空気を直接吸いこみ呼吸できる。気温10-15℃で、3-4日程度なら空中でも生存。繁殖時には親が卵や稚魚を保護。 |
水族
館等: |
なかがわ水遊園A16那珂川をのぞく(外国からきた狩人) |
東京タワー水族館19-1亜・豪熱帯魚(東南アジア) |
犬吠埼マリンパーク1淡水熱帯魚 |