リュウキュウヨロイアジ
Carangoides hedlandensis
アジ科アジ亜科ヨロイアジ属
琉球鎧鯵/Bumpnose trevally
参考 181210 新江ノ島水族館1相模の海(出会いの海) by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
水族館等: 新江ノ島水族館1相模の海(出会いの海)
分布: インド洋と太平洋西部の熱帯域・亜熱帯域に広く。インド洋では南アフリカやマダガスカル〜セーシェル、アフリカ東岸、モザンビーク。生息域は東南アジア、インドネシア、パプアニューギニア、オーストラリア北部へと広がり、北は日本、東はサモアまで。
特徴: 体長30cm。ヨロイアジ属の中でも小型種。両眼窩の間にある隆起があり、大きくなるにつれ明瞭。体は強く側偏し高く、成魚では頭部輪郭が非常に急峻。背側輪郭は腹側輪郭よりもふくらむ。尾鰭は深く二叉。第二背鰭と臀鰭の前部軟条は伸長しフィラメント状。長さは頭長よりも長い。オスでは中部軟条も様々な長さのフィラメント状。側線は前方でなだらかに湾曲。胸部腹鰭始部から胸鰭の基部まで無鱗域。体色は背部が銀色を帯びた青緑色、腹部はより銀白色に近い。鰓蓋の上部に黒班。背鰭は黒色。臀鰭は茶色味を帯び、前部軟条やその伸長部はしばしば黒味を帯びる。尾鰭は両縁が黒く縁取られ、腹鰭は褐色から黒色。幼魚ではその体側面にしばしば5本から7本の垂直な横帯。
備考: 別名キビレヒラアジ。ヨロイアジ(C. armatus )と非常に良く似る。