|
ウミタナゴ |
マタナゴ |
アカタナゴ |
アオタナゴ |
分布: |
主に日本海沿岸 |
関東以南の太平洋沿岸 |
千葉県鴨川から徳島県の太平洋沿岸 |
積丹半島,青森県〜九州の日本各地。主にアマモ場。 |
特徴: |
体長30cm。 |
体長30cm。 |
− |
体長25cm。 |
生鮮時体色が銀白色,普通背側が青っぽい |
生鮮時体色が銅橙色 |
生鮮時背側が黄緑色 |
眼下の黒色斜帯は細い帯状 |
眼下の黒色斜帯は円形で白線で縁取られるか,かなり太い帯 |
眼下の黒色斜帯は薄暗く三角形 |
背鰭棘条部の黒帯は縁辺を縁どり |
背鰭棘条部は下半分に黒色帯がある(黒色帯がない個体もいる) |
背鰭棘条部の黒帯は縁辺を縁どる |
背鰭棘条数10または11 |
背鰭棘条数9または10 |
背鰭軟条数最頻値20 |
背鰭軟条数最頻値21 |
− |
背鰭基底はやや短く,その後端は臀鰭基底後端より前に位置 |
− |
臀鰭基底に黒線がない |
臀鰭基底に細い黒線 |
臀鰭基底に黒線 |
前鰓蓋下縁前方に黒点 |
前鰓蓋下縁前方の黒点を欠く |
− |
− |
腹鰭基部に黒点 |
腹鰭棘に沿って黒線(腹鰭基部に黒点がない) |
− |
腹鰭は薄暗く,基部の黒点を欠く |
− |
胸鰭・腹鰭・尾鰭がやや長い |
− |
− |
備考: |
− |
腹鰭の棘が白っぽく鰭は黒ずむ。 |
腹鰭の棘が白っぽく鰭は黒ずむ。 |
腹鰭の棘が黄色っぽく鰭は黒ずむ。 |
|
ウミタナゴは”D. jordani ”(アカタナゴ)と”D. temminckii”に分類され、後者はさらに地理的に異なる2型”D.t.temminckii”(ウミタナゴ)と”D.t pacificum”(マタナゴ)の亜種に分類された。ここで問題が一つ、かねてよりアオタナゴとの区別すらおぼつかない上に、この区別はかなりの難題。一応、そうではないかという非常にあいまいに分けては見たのだが・・・。
|
021102 東伊豆富戸ヨコバマ |
|