|
分布: |
千葉県・島根県以南,小笠原諸島,オーストラリア。潮間帯の潮溜まりから水深15m付近の岩礁域やサンゴ礁。 |
特徴: |
体長6cm。頭は縦扁。体の後半は側扁。吻はやや上向きに突出し、そのため吻の背縁はくぼむ。多種に比べ唇が肥厚。背鰭と臀鰭は尾鰭と連続。頭部側面に3個の前鰓蓋感覚孔。体は橙黄色から褐色で、腹面はやや淡い。吻から眼を通り、鰓蓋の中央に幅広い暗色帯。体表から分泌される粘液に有毒成分。 |
備考: |
比較的浅場(5-10m)の岩の下や隙間を覗きこむと、結構な確率で遭遇する。逆さまについていたり、ガンガゼなどのウニの棘の間におり、サラサハゼとほぼ同じような環境に住む。
左右の腹鰭が変形して吸盤のようになっており、岩などにぴったりと張り付くことができ、写真でもいかにもくっついてますというポーズが良くわかる。 |
|
030906 西伊豆黄金崎-5 |
|
050814 東伊豆富戸ヨコバマ-5 |
|
070930 東伊豆八幡野B-10 |
|