トウヨシノボリ
Rhinogobius kurodai
ハゼ科ゴビオネルス亜科ヨシノボリ属
橙葦登/−
淡〜海 参考 090810 なかがわ水遊園A12 by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
070617 練馬光丘P 090810 那珂aqA12 090810 那珂aqA12
分布: アジア: 日本,朝鮮半島。日本では北海道〜九州。回遊性だが湖沼やため池に陸封されていることも多い。
特徴: 体長7cm。生態・色斑の変異が豊富で、橙色型・宍道湖型・偽橙色型・縞鰭型などと4型に区別することもある。目から鼻筋と口の後端にかけて赤線。体側には6〜7個の暗色横斑が連続し、わずかに青色を帯びる。垂直びれの先は淡色にふちどられる。繁殖期のオスでは尾びれ基底部の橙色(だいだいいろ)が強くなるが、産卵の盛期には全体に黒くなる。腹鰭が合わさって吸盤のような形になり、壁面に張り付く。
備考: ヨシノボリはもともとが1種類とされていたものが、模様や生態の違いなどから「〜ヨシノボリ」と細かく分類され、類似種が非常に多い。さらに学名が未定のままなので語尾に英大文字2文字を付け区別されている。
トウヨシノボリ R. sp. OR の”OR”は ORange type の略。雄の尾びれのつけ根に大きな橙色の斑点がある(個体群によっては無いものもある)。最も分布が広く、体の模様も地域差や個体差が大。今回の写真でも雰囲気の違う物が混じっており、他種と混同している可能性もある。ちなみに、頭部が膨れ気味のほうが雄と言う事らしい。
水族
館等:
なかがわ水遊園A12那珂川をのぞく(川の中のコミュニティー)
新江ノ島水族館4相模の海(川)
鴨川シーワールド1-2淡水域1(湧水)
鴨川の表示はヨシノボリとしかなっておらず種類は不明だが、地域等から考えてとりあえずここが妥当かと・・・。
090810 那珂aqA12 100311 江ノ島aq4 100318 江ノ島aq4 101023 鴨川sw1-2