ナンヨウボウズハゼ
Stiphodon percnopterygionus
ハゼ科ボウズハゼ亜科ナンヨウボウズハゼ属
南洋坊主鯊/−
参考 100311 新江ノ島水族館28 by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
100311 江ノ島aq28
分布: 南西諸島と小笠原諸島。南西諸島から太平洋岸に沿って国外にも生息。
特徴: 体長4cm。頭は丸く体は丸棒型に近い、細長くてスマート。雄の第1背鰭は、斜め後ろに向かって長く伸長。雄の婚姻色は2パターンあり、@頭部が青緑に輝き、鰓から後ろは体が鮮橙色,第1背鰭は真っ黒,第2背鰭は橙色、A第1・第2背鰭も含めて腹部を除く全身が黒色で橙色の模様が全く無く、頭部から輝く青緑の帯が尾鰭にかけて一本目立つ。雌は白と黒のシンプルな模様で、鼻先から尾鰭付近まで伸びる太い黒色帯が体側中央にあり、平行して眼を通る白色帯、そのさらに背中側にまた黒色帯。
備考: 水族館の表示では「ナンヨウボウズハゼ」とかかれた水槽に居たが、ネットの写真でみると、「ニジイロボウズハゼ(ナンヨウボウズハゼ属の1種) S. sp.」にソックリ。
体型はナンヨウボウズハゼと似るが、この属の中では大きく育ち、7cm前後の個体が多い。 雄の鼻先は青緑色に輝き、胸鰭、第2背鰭、尾鰭には点列模様。 第1背鰭は扇形か旗状長く伸長。体の後半部に横縞模様が並び、鰭には赤みの強い色が現われる。 雌はナンヨウボウズハゼ属に一般的な体色だが、体が大きく、第1・第2せ鰭ともに明瞭な点列、頭頂部から第1背鰭付近にかけて2本の明瞭な縦帯が見られ、尾鰭や胸鰭にも点列が見られる。
水族
館等:
新江ノ島水族館28今上陛下のご研究