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| 分布： |
神奈川県三崎以南の南日本〜インド・西太平洋の熱帯域。水深50m以浅のサンゴ礁。幼魚は黒潮で運ばれ、夏に本州中部に出現。単独行動が多。 |
| 特徴： |
体長60cm。体は側扁、卵形。尾柄に縦に並ぶ５〜６列の小棘。吻部は鱗におおわれるが、口角後方の皮褶には鱗がない。頭部から鰓前方に暗色帯。成魚では背鰭・臀鰭・尾鰭外縁が黒く縁取。巣を守る親は攻撃的で、ダイバーが近づくと突進して追い払う。 |
| 備考： |
他の英名：Mustache triggerfish |
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歯は強大で鋭く、かみつかれると危険、繁殖期の親には近づかない事とよく注意される。バリ島では海水浴場のごく浅いところで遭遇、ある意味恐い??。カーハジャー（沖縄）。 |
| キヘリモンガラとゴマモンガラの幼魚は、調べる文献によってまるで逆の印象を受けます。で、その後いろいろ資料を探していると、どうやら大きさと模様の関係があるようです。幼魚の鞍状斑は、目の部分，第1背鰭，第2背鰭の3か所にありますが、5cmほどの個体では、キヘリモンガラの方が範囲が広く、特に一番後ろの鞍状斑は胴体の下まで繋がっています。ところが写真を並べてみると、これから大きくなるにつれ、キヘリモンガラの方は徐々に斑紋が薄れ、逆にゴマモンガラの方は斑紋が広がっていく傾向がある様に見えます。10cmほどの個体では、ゴマモンガラの後ろの斑紋が胴体の下まで伸び、真ん中の斑紋が薄れてくるようです。ここで、ちょっと問題が、キヘリモンガラの10cmほどの個体の写真が無いため自信はないのですが、ちょうどこの辺りの両者はほぼ同じような外観になるのでは？実際、新江ノ島水族館のキヘリモンガラは、最近のネット写真を見る限り、ゴマモンガラの疑いが強い気がします。 |
| キヘリモンガラとゴマモンガラの比較 |
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