マタマタ
Chelus fimbriatus
曲頸亜目ヘビクビガメ科マタマタ属
−/Mata mata
参考 100120 東京タワー水族館9-1 110123 箱根園水族館9-4 by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
110123 箱根園水族館9-4 by Ryo
チリメンナガクビガメ(ジーベンロックナガクビガメ)に踏まれ、じたばたしているところ。詳細はこちら
分布: エクアドル,ガイアナ,コロンビア東部,スリナム,トリニダード・トバゴ,ブラジル,フランス(仏領ギアナ),ペルー東部,ボリビア北部。流れの緩やかな河川や池沼等。水棲傾向が強く日光浴も浅瀬で行い、産卵時のメスを除いて陸に上がることは稀。
特徴: 最大甲長45cm。背甲は甲板ごとに筋状の盛り上がり(キール)が発達し、全体像は「凹凸のある岩石」に「ボロボロに朽ちた枯れ葉」がついたような外見。頭部は大型で三角形。頭が大きすぎるため、頭を甲羅内に引っこめることができない。目は丸く、平たい頭の狭い部分につく。吻端は突出。口は頭部の下面にあり大きく裂けるが、横から見ると微笑んでいるように見える。頸部は太く長い。頭部や頸部、四肢には皮膚が房状に変化した突起がたくさんある。地域や個体により形態に変異。
アマゾン川水系:頭部の張りは小。背甲は上から見ると長方形に近い。腹甲の黒い斑紋が不明瞭。
オリノコ川水系:頭部の張りが大。背甲は上から見ると楕円。腹甲の黒い斑紋が明瞭。
備考: 1種1属。

水族館等:
東京タワー水族館9-1北・南米熱帯魚12(大型魚)
箱根園水族館9-4魚類以外(カメ)

110123 箱根aq9-4