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特徴: |
全長15cm。尾は長く、側扁。尾の先端が尖り、剣のように見える。背面の色彩は黒や茶褐色。腹面の色彩はオレンジ色や黄色。背面にはオレンジ色の筋模様、腹面には黒い斑点が入ることもある。雄は尾が先端で急に細くなり、総排出腔の周辺が膨らむ。雌は尾が長く基部から徐々に細くなっていき、総排出腔の周りはあまり膨らまない。 |
備考: |
体内にテトロドトキシンを持ち、腹面の色彩は警告色。 |
アマミシリケンイモリ
”Cynops ensicauda ensicauda”
「奄美尻剣井守/Sword-tail newt」 |
分布: |
日本:奄美大島固有亜種(徳之島では近年発見例がなく絶滅したと思われる)。流れの緩やかな河川や池沼、水田、湿度の高い森林の林床や側溝の中など。半水棲だが、やや陸棲傾向が強い。 |
特徴: |
アマミシリケンはオキナワシリケンに比べると斑紋の出る個体が極めて少なく、出ても不明瞭。ほとんどの個体は無地か体側にオレンジのライン。腹面は、指の先までオレンジ色。 |
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