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分布: |
日本の本州、四国、小豆島、九州地域の里山。11月下旬から4月中旬まで冬眠するが、地域によっては冬眠しないこともある。
模式標本の産地(模式産地)は長崎。 |
特徴: |
体長は40-60cm程。尾長11.6-14.1cm。体重12-13kg。地域や個体差により、かなり異なる。
歯列は門歯が上下6本、犬歯が上下2本、臼歯が上下6本、大臼歯が上顎2本、下顎4本で計34本。
指は前肢、後肢ともに5本あり、親指はほかの4本の指から離れていて、爪は鋭い。体型はずんぐりしている。 |
備考: |
食性はタヌキとほとんど同じ。特にミミズやコガネムシの幼虫を好み、土を掘り出して食べる。 巣穴は自分で掘る。 ため糞をする習性があるが、タヌキのような大規模なものではなく、規模は小さい。
本種は擬死(狸寝入り)をし、薄目を開けて動かずにいる。
古来から日本ではタヌキ、ハクビシンなどとともにムジナ(貉、狢)と呼ぶ。 |
分類: |
アナグマ"Meles meles"の亜種とされていたが、2002年に陰茎骨の形状から独立種とする説が提唱。 |
水族
館等: |
よこはま動物園ズーラシア 日本の山里 |
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181119 よこはま動物園ズーラシア
日本の山里 |
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