ヒョウ
Panthera pardus
ネコ(食肉)目ネコ亜目ネコ科ヒョウ系統ヒョウ属
豹/ Leopard
160325 東武動物公園5-1 どきどきストリート3−1(キャットワールド) by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
撮影: 東武動物公園5-1 キャットワールド
よこはま動物園ズーラシア 亜寒帯の森
亜種: 国際自然保護連合(IUCN)では、現在9亜種を確認
Panthera pardus pardus アフリカヒョウ African leopard サハラ砂漠より南のアフリカ
Panthera pardus fusca インドヒョウ Indian leopard インド亜大陸
Panthera pardus melas ジャワヒョウ Javan Leopard ジャワ島
Panthera pardus nimr アラビアヒョウ South Arabian leopard アラビア半島南部
Panthera pardus orientalis アムールヒョウ Amur leopard ロシア極東部や中国北東部など
Panthera pardus japonensis キタシナヒョウ North China leopard 中国北部
Panthera pardus saxicolor ペルシャヒョウ Persian leopard
 コーカサス地方やトルクメニスタン、イラン北部など
Panthera pardus delacouri インドシナヒョウ Indochinese leopard 東南アジア
Panthera pardus kotiya スリランカヒョウ Sri Lanka Leopard スリランカ(セイロン島)
頭蓋骨の形態の違いによって、次の2亜種も有効と考えられている
Panthera pardus tulliana アナトリアヒョウ Anatolian leopard トルコ西部
Panthera pardus sindica バロチスタンヒョウ Balochistan leopard
 パキスタンやアフガニスタン、イランの一部
分布: アフリカ大陸からアラビア半島、ユーラシア大陸の東の端にまで。
特徴: 体長:雄1.4-1.9m,雌1.2m。尾長:雄90-110cm,雌60-90cm。体重:雄40-90kg,雌30-60kg。体つきはがっしりとしているがしなやかな感じ。毛は密生していて短く、細くて密な下毛と粗い上毛で覆われる。毛色は淡黄色や淡褐色、黄白色など。背部と体側には特徴的な梅花状の黒斑紋。腹部や尾の下面は白っぽいが、黒斑紋は見られ、尾はかなり長く、やはり黒斑が見られる。寒い地方に分布しているものは毛が長く下毛が密で、暑い地方のものは毛が短くて粗くなる。耳は丸く、裏側に黒斑。前肢に5本、後肢に4本の指をもち、自由に引っ込められる鉤爪をもつ。足裏の肉球は柔らかく、足音を立てずに歩ける。ジャガー(メキシコ〜南アメリカ)に似るが、ジャガーほど体はがっしりとしておらず、梅花状斑紋の中央には、ジャガーに見られるような小さな斑は見られない。四肢はやや短い。
備考: 山地から熱帯雨林、乾燥地帯や湿地帯など様々な環境に生息。夜行性。単独。動物食。
毛衣が黒い突然変異(クロヒョウ)がいる(劣性遺伝)。木登りや泳ぎもうまく、運動能力にすぐれ、非常に敏捷。速さは60km/h程、6m程の幅を跳ぶことができ、2.5m程の高さなら跳び越える。顎の力も強く、80kg程もある、自分の体重よりも重いシカなども、くわえたままで木の上に上がることができる。
160325 東武動物公園5-1(ヒョウ)

亜種:アムールヒョウ 学名:Panthera pardus amurensis 英名:Amur leopard 
160325 東武動物公園5-1 どきどきストリート3−1(キャットワールド) by Ryo
参考 181119 よこはま動物園ZOORASIA 亜寒帯の森 by Ryo
分布: 朝鮮半島,中国東北部とロシア南東部(アムール川流域)に分布していたが、現在はロシア南東部の森林にのみ生息。
特徴: 毛色は金色に近いオレンジ色。夏期は毛長約2.5cmが、冬期には約7cmまで伸びる。冬毛は淡いクリーム色。黒斑点模様のローゼットは他の亜種より大きく、間隔も広い。雄の首に鬣ような長毛。
備考: 別名:シベリアヒョウ。亜種で最北の地に生息。
160325 東武動物公園5-1(アムールヒョウ)
181119 よこはま動物園ZOORASIA