従来、生息域・体長・冠羽の長さなどが異なる3亜種に分類されていたが、最近遺伝子的に3種にはっきり分類された。 |
ミナミイワトビペンギン
"E.chrysocome"
Southern Rockhopper Penguin,
Short-crested Rockhopper Penguin |
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最近、遺伝子調査で、ニシイワトビペンギンとヒガシイワトビペンギンに分けられた。 |
ニシイワトビペンギン
"E.chrysocome"
Western Rockhopper Penguin |
分布: |
パタゴニア〜フォークランド諸島の周辺海域 |
特徴: |
冠羽先端の房が頭の後ろに跳ねており、くちばしの付け根にピンク色の皮膚が見えない。 |
ヒガシイワトビペンギン
"E.filholi"
Eastern Rockhopper Penguin |
分布: |
オーストラリア〜ニュージーランドの南岸海域 |
キタイワトビペンギン
"E.moseleyi"
Northern Rockhopper Penguin,
Long-crested Rockhopper Penguin |
分布: |
ニシイワトビペンギンに接した南大西洋、インド洋南部海域 |
特徴: |
遺伝的にも形質的にも他の2種から離れており、羽色による白黒模様が異なる、羽冠が長い、体長が大きいなどの違いがある。生息域も、この種のみ繁殖地が亜熱帯前線
(STF) の北。 |