ミナミイワトビペンギン
Eudyptes chrysocome
Pansphenisciformesペンギン目
ペンギン科マカロニペンギン属
南岩跳企鵝/Southern Rockhopper Penguin
参考 080308 しながわ水族館5 by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
しながわ水族館05海獣たち 箱根園水族館9-1
魚類以外(ペンギン)
080308 品川aq5 110123 箱根aq9-1
EPSON品川9鳥綱/哺乳綱
110616 EPS品川9
越前松島水族館09その他の生物
140322 越前松島aq09
分布: インド洋南部から南大西洋にかけて。周極的だが、各々の種の生息域は経度的に限られる。南限はハード島とマクドナルド諸島(南緯53度)、北限はトリスタン・ダ・クーニャ諸島(南緯37度)。主な繁殖地はフォークランド諸島、マッコーリー島、プリンス・エドワード諸島、クローゼー諸島、ケルゲレン諸島など。
特徴: 体長45〜58cm,体重2.5〜3.5kg,翼長15〜19cm。イワトビペンギンは、成鳥の目の上に眉のような黄色の羽毛が目の後ろで大きく広がる飾り羽になり、頭部の羽毛とともに長く伸び、特徴的な冠羽を形成。目とくちばしが赤く、足はピンク色。岩場の上を両足を揃えて飛び跳ねて移動する。ペンギンの中では最も攻撃的と言われている。
備考: ペンギンは漢字で「人鳥」とも書く。
従来、生息域・体長・冠羽の長さなどが異なる3亜種に分類されていたが、最近遺伝子的に3種にはっきり分類された。
ミナミイワトビペンギン
"E.chrysocome"
Southern Rockhopper Penguin,
Short-crested Rockhopper Penguin
最近、遺伝子調査で、ニシイワトビペンギンとヒガシイワトビペンギンに分けられた。
ニシイワトビペンギン
"E.chrysocome"
Western Rockhopper Penguin
 分布: パタゴニア〜フォークランド諸島の周辺海域
特徴: 冠羽先端の房が頭の後ろに跳ねており、くちばしの付け根にピンク色の皮膚が見えない。
ヒガシイワトビペンギン
"E.filholi"
Eastern Rockhopper Penguin
分布: オーストラリア〜ニュージーランドの南岸海域
キタイワトビペンギン
"E.moseleyi"
Northern Rockhopper Penguin,
Long-crested Rockhopper Penguin
分布: ニシイワトビペンギンに接した南大西洋、インド洋南部海域
特徴: 遺伝的にも形質的にも他の2種から離れており、羽色による白黒模様が異なる、羽冠が長い、体長が大きいなどの違いがある。生息域も、この種のみ繁殖地が亜熱帯前線 (STF) の北。