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150309 茨城県水戸市千波湖 |
150518 青森県津軽半島三厩湾 |
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分布: |
ユーラシア大陸の北部から中部、イギリスや北アメリカ大陸北部などで繁殖。北方に生息する個体は冬には南にわたり越冬。日本では冬鳥として渡来し、最も普通にみられる大型カモメ類。 |
特徴: |
体長:約60cm。雌雄同色。背中と翼上面は明灰色。頭部,首,腹,尾は白色。外側初列風切羽が黒く、先端に白斑。冬羽では後頭部から頸にかけて褐色の小斑がでる。嘴は黄色く、下嘴先端近くに1赤色斑点。虹彩は黄色で、眼瞼は赤色。脚は薄いピンク。若鳥は全身灰褐色で、嘴が黒色。風切羽と尾の先は暗褐色。虹彩は褐色で、眼瞼は暗赤褐色。 |
備考: |
海岸や河口、内陸の湖沼に生息。海が荒れる日には河口から大きな河川に移動したりする。コロニーで繁殖。しばしば大群をつくる。雑食性で、魚類や昆虫、動物の死骸等を食べる。 |
大型カモメとしてはセグロカモメとオオセグロカモメがおり、体型、黄色い嘴先下部の赤斑、足が赤いなどほぼ同じ。違いは背の色で、オオセグロカモメは濃い灰黒色、セグロカモメは薄く青灰色。他に、冬羽では両者とも顔から胸にかけ黒褐色斑が出るが、オオセグロカモメは目の回りに斑が集中し、目の周りが黒く見え、目つきがきつく見えるそうだ。また、嘴の下のラインが、オオセグロカモメの方が先がふくらみ気味。足の色も基本的に両者とも濃いピンク系の赤だが、セグロカモメの場合黄色がかったピンクや、オレンジ色、薄いレモンイエローなど色々居るらしい。
今回、一件だけ見つかった資料では、ラパスのカモメはオオセグロカモメとなっていたが、オオセグロカモメは極東アジアの種ということや、上の色々な条件からこちらの方が妥当だろうと思う。
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131009 メキシコBajaCalifornia
LaPazロスイスロテス |
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