アヤトリカクレエビ
Izucaris masudai
コエビ下目テナガエビ上科テナガエビ科
カクレエビ亜科アヤトリカクレエビ属
(綾取?)隠蝦/−
090110 東伊豆海洋公園-20 090124 東伊豆海洋公園-20 by KJ/Ryo 素人が作ったお魚図鑑
081120 Philippinesセブ島リロアン 090124 東伊豆海洋公園-20
分布: 伊豆半島,伊豆大島。岩礁の礁原や礁斜面のヤギ類などに複数で付着するナシジイソギンチャク(ウスアカイソギンチャク)に共生、宿主の体幹に隠れる。
特徴: 体長1cm。体色は宿主の色や模様にあわせ変異が多く、体幹の模様に擬態。鋏み脚は左右不同。額角は長く、基部で側方に広がり眼窩上方を覆う。
備考: なにせ擬態上手。本当にわかりにくい。もともと日本で見つけられたが、セブや南方でも見つかっている。名前の由来は宿主であるイソギンチャクの色彩が変化に富み、それに擬態するために、エビ自体の体を走る線の形が様々に変わることを“紐の形が様々に変わる”あやとりにちなんでということらしい。