リクリクイバラウミウシ
Okenia liklik
マメウラシマガイ準綱裸側上目裸鰓目
ドーリス亜目ドーリス下目ラメリウミウシ上科
ネコジタウミウシ科イバラウミウシ属
リクリク(棘?)海牛/-
121123 インドネシアバリ島トランバン沈船右-16(L=4mm) by KJ 素人が作ったお魚図鑑
121123 インドネシアバリ島
トランバン沈船右-16(L=4mm)
130210 インドネシアバリ島トランバン
分布: パプアニューギニア,ルソン島(フィリピン),インドネシア。
備考: TheSeaSlugForumでは、側面の突起がピンク色のものをこの種としていたが、ネットではほとんどが写真のように突起が白いものしか上がっておらず、一応こいつで合っていると思う。でも、撮影時、何を指されたのかよくわかっていなかったので、他のものにピントが合っている。後で写真を見たら、傍にこいつが写っていたというお粗末さ。
特徴: 体長4mm。体は伸長し、比較的高く、よく発達している。体の両側の外套膜端の背面側に8-9個の乳頭突起を持つ。各側の先頭にある2つの乳頭突起は触角の前に位置していて、前を向いている。 すべての側面の乳頭突起は先細りで先端が丸くなり、外套膜のおよそ半分の幅。背面の外套膜乳頭突起はないが、背側正中線に、鰓の直前から鰓と触角の中央のあたりまで、鶏冠状の突起がある。 鰓は、3枚の単純な一枚羽状。触角は比較的大きく、側面の乳頭突起の2倍の長さで、17-18層。
体色は一様に半透明の紫色がかったピンク。外套膜の背側正中線に沿って乳白色と茶色斑紋が交互の帯。 前から、触角の直後から鶏冠状突起の後ろまでが白斑、続いて 短い茶色斑紋、そしてその後に、鰓まで白斑が走る。鶏冠状突起ははピンク色がかった紫色で、白色と茶色の斑紋を2つに分割。
鰓の下に、別の茶色斑あり、続いてその後ろに、別の乳白色斑紋。 鰓は一様に乳白色。 側面の乳頭突起は、ピンク色がかった紫色で、頂点近くに橙色の帯と通常先端が茶色。触角は、ピンク色がかった紫色で、先端の近くが白色や橙色。