カイウミヒドラ
Hydractinia epiconcha
刺胞動物門ヒドロ虫綱花クラゲ目
ウミヒドラ科ウミヒドラ属
(貝海ヒドラ?)/−
110730 東伊豆海洋公園-6 by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
分布: 本州中部以南の浅海。潮間帯では低潮帯に近い辺りからよく見られ、水中の石をめくるとよく見つかる。
特徴: 主として、シワホラダマシ(Cantharus (Pollia) molis)という長さ1-2cmくらいの巻き貝の殻の表面に一面に群体をつくって生活。ポリプはせいぜい数mmだが、全体に桃色っぽい色になる。ヒドロ根は貝殻の表面に広がって膜状。一面に多数のポリプをつける。ポリプには栄養ポリプ、指状ポリプ、螺旋状ポリプ、生殖ポリプなどの区別があり、多形が見られる。
050730 東伊豆富戸ヨコバマ-5 060603 西伊豆大瀬崎柵下-5

備考: 生きた巻き貝の殻の上に密生して生活。生殖個体はクラゲとしての構造を持つ。