2005/06/11(土) 天気は晴れ。若干流れ有り。
(チービシナガンヌ島北 ランニングエッジ)
チービシ

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0279 Al10L 5W+3B 30   24 13:45 14:39 54 10.3 17.7 A S   20
0280 Al10L 5W+3B 30   24 15:25 16:14 49 11.3 16.7 D S 流M 20

ポイントの状況
梅雨がまだ明けずに、市内では雨が降っているところもあるが、ポイントでは結構良好。やや曇り気味で風はあるが、晴れ間ものぞく。海のほうは波はあまり無いが、流れが少し。
1本目は軽くその辺を一周。2本目は流れに乗ってドリフトで。

メンバー Jyunichi,Jyun,Yuki,Wan,Yasuko,Hiroko,KJ,Ryoの8人。 

羽田 第2ターミナル
本題に入る前に、ちょっと寄り道。今回は、増設された羽田第2ターミナルの初利用。第1ターミナルからは高速と間の道路を挟んだ逆側、間違えると相当歩くことに。
駐車上はP3とP4。ネットで調べた限り、繋がっているのはP3とターミナルの3F。P1・P2と同じ構造だろうからと、4Fへ駐車。予想通り連絡通路は駐車場側が4F。P3は7階建てだが、P4はなんと建物が無い(平地の駐車場)。これじゃ連絡通路が無いわけだ・・・。
エレベーターの数が増えているようだし、連絡通路の幅も広い。新しい分、使い易さは向上しているようだ。

港を後に ナガンヌ島は良い天気 透明度はこの通り
(これでも悪い方?)
お呼び出ない?
(ヘリゴイシウツボ)

1本目 ナガンヌ北ランニングエッジ
沖縄の天候は雨。まだ梅雨が明けていない。だが幸いなことに、なぜか港へつくと太陽が。今日一日、どうやらこのままの天気でいけそうだ。しかし、風は強く、海は少し荒れ気味。ということで、チービシのナガンヌ島北ランニングエッジへ。サンゴのエッジが指のように何本も沖へ向かって伸びる地形。それではまずは肩慣らしに、行くぞ〜。
さすがに沖縄の海、透明度は伊豆とは違う。ちょっと悪いとはいえ、20m位はある。明るい海で、カメラの露出もオーバー気味なんて、ちょっと贅沢な悩みも。
サンゴの割れ目はウツボの絶好の隠れ家。早速、ヘリゴイシウツボ君発見。ちょっと迷惑そう、白い歯がのぞいているぞ・・・。
ここは昔からスズメダイやベラが沢山群れているポイント。特にキホシスズメダイの群れのイメージが強いが、今回は低層がアサドスズメダイ、中層がキホシスズメダイの縄張り?。
大物は現れず、ちょっと季節外れにウミウシが多く、大マクロ大会に。まずはシロボンボンウミウシ(50mm),続いてキカモヨウウミウシ(15mm),コイボウミウシ(15mm)。まっ黄色なのはレモンウミウシ(50mm)、形からリュウグウウミウシの仲間かと思いきや、実は。
ちょっと説明が遅れましたが、今回の主役はごらんの二人(Yukiちゃん,Wanちゃん)。新婚旅行を兼ねてのダイビングツアー。お二人さん、息もピッタリ、バディーもさまになってますよね。
再びウミウシのラッシュ。ソライロイボウミウシ(20mm),コールマンウミウシ(15mm),ツノキイボウミウシ(20mm)。でも全体に小さい。こんなのばかり探していると、大物を見逃しちゃうぞ・・。
それでもやっぱり、ついつい見るのは下ばかり。サンゴの間に、やれオニハタタテダイだの、ミナミハタタテダイだの、フウライチョウチョウウオだの。え、カモハラギンポにカタボシタカノハハゼ、いったいどこ見てんだ?伊豆カメラダイバーの悲しき性かも・・・。
いっぱい この時期には珍しい? この時期にしてはやけにウミウシが多い?
(色んなスズメダイ) (シロボンボンウミウシ) (キカモヨウウミウシ) (レモンウミウシ)
バディー
 

(ソライロイボウミウシ)
ついでだ!!
(コールマンウミウシ)

(ツノキイボウミウシ)

2本目 ナガンヌ北ランニングエッジ ドリフト
1本目を終え、船上でしばし休息。天気の方も問題無く、このまま無事に過ごせそうだ。慶良間の方から帰途のボートが接近、本日ガイドの有田氏曰く、DUNK自慢の高速船「Lara」号。船長は言わずと知れた服部氏。ここは一発、みんなでこっちへ呼ぶことに、はたして気づいてくれるかどうか・・・。やったね、針路変更、速度を落としてこちらに接近、風下への接近がセオリーとのこと。今日のところは、取り合えずご対面の挨拶ということで、明日はよろしくね。
2本目は流れに乗ってドリフト。透明度は相変わらずで、結構見えているのに、やっぱり見るのはサンゴの上。悲しいな〜。
シマキンチャクフグのペアが泳いでいる。ノコギリハギとの違いは背鰭の大きさ。小さいのがせわしなく動いている。結局、いつも見るのはシマキンチャクフグの方なんだよね。こっちのペアリングはちょっと異色。フエヤッコダイとオヤビッチャ。別にいっしょにいるわけじゃないって?カガミチョウチョウウオといっしょにいるのはフウライチョウチョウウオ。これも特別な関係じゃないよね。こっちの集団はフィリピンスズメダイにナメラヤッコ。ホンソメワケベラが居るってことは、ここはクリーニングステーションということか?
定番ゴンベはメガネとホシ。サンゴの上での見張り役は決まりのポーズ。泳ぎ回っているのはブダイたち。でも、今泳いできたのはちょっと違うよね。セムシカサゴだよ、ある意味、泳いで来たって言うのは珍しいかも。誰かが蹴飛ばしたのか?
今回のウミウシはやや大きめ、シラナミイロウミウシ(60mm)。ハレーションで色の区別がつかなくなるのが難点。
イシガキスズメダイやルリホシスズメダイ系は、極端な恥ずかしがり屋。なかなか表に出てこない。右下で顔を出しているニセモチノウオもお仲間?。これに対して、こちらはハナキンチャクフグ、堂々としたもんです。
黄色・白・黒の小さな魚がユラユラと。ユラユラといえば、幼魚の得意技。お察しの通り、これはキツネウオの幼魚。流れに乗ってヒラヒラヒラっと。同じ幼魚でも、こっちのマダラタルミはヒラヒラって言う感じじゃないけどね。あ、ハナビラウツボが居るぞ。彼らにとっては、小魚は餌って言うことだよね・・・。
お祝いに欠かせないのはカメ!。有田氏の宣言通り、本日最後で満を持して登場。うわさによると、あまりにも出て来ないので、Lara号からこっそり落として行ったらしいって???。名前が書いてあったりして・・・。(いえいえ、ちゃんと沖縄の海も祝福してくれたんですね。)
デートの最中
(シマキンチャクフグ)
この2ショットは?
フエヤッコとオヤビッチャ
集団見合い?
(フィリピンスズメダイ?)
また発見
(シラナミイロウミウシ)
恥ずかしがり屋
ルリメイシガキスズメダイ
こっちは一人
(ハナキンチャクフグ)
ふわふわ!
(キツネウオyg)
お祝いには不可欠!
(アオウミガメ)

今日の夕飯
カメラの調子が悪く、初日の写真は没。明日もあるので、今日は適当に切り上げです。

今日のお魚
クロメガネスズメダイ/ヒトスジギンポ/レモンスズメダイ/ネッタイスズメダイ/ハタタテハゼ/ハゲブダイ/ヘリゴイシウツボ/アサドスズメダイ/キホシスズメダイ/シコクスズメダイ/ナガサキスズメダイ/オニハタタテダイ/タテジマヘビギンポ/シロボンボンウミウシ/マルスズメダイ/キカモヨウウミウシ/コイボウミウシ/レモンウミウシ/ナミダクロハギ/アカツメサンゴヤドカリ/ヒラムシ/ソライロイボウミウシ/コールマンウミウシ/ミナミハタタテダイ/ツノキイボウミウシ/フウライチョウチョウウオ/カモハラギンポ/カタボシタカノハハゼ
スミツキベラ/シマキンチャクフグ/フエヤッコダイ/オヤビッチャ/カガミチョウチョウウオ/ナメラヤッコ/ホンソメワケベラ/メガネゴンベ/ヘラルドコガネヤッコ/ニシキキュウセン/ヒメブダイ/ゴマハギ/アマミスズメダイ/セムシカサゴ/シラナミイロウミウシ/ルリメイシガキスズメダイ/ニセモチノウオ/ハナキンチャクフグ/キツネウオyg/ハナビラウツボ/マダラタルミyg/オウゴンニジギンポ/イトヒキベラ/アオウミガメ/ウルマカサゴ/イシガキカエルウオ/ヤマブキベラ