2005/11/12(土) ロウニンは居るか?
(下地島 ドロップオフNo1)
下地島

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0328 Fe10 5W又 28   26 13:27 14:09 42 14.6 28.9 A C 流S 20

ポイントの状況
ボートに乗ってからは雨は止んでいる。ポイントについても太陽は出ては居ないが、曇り。気温も28℃と問題なし。
岸の棚から沖へ向かってのドロップオフ。人が追っ払っていなければ、ロウニンアジが住み着いているはず。

メンバー Junichi/Jun/Yuki/KJ/Hiroko/Ryoの6人。 

下地島 ドロップNo1
 
歌舞伎もの
(ヤマブキベラ)
居たぞ!!
(ロウニンアジ)
青い海を沖の根へ
 
透明度は20m、バックロールで飛び込むと、しばらく忘れていた青い海の感覚。水温も26℃とこちらも久しぶり。暖かく、透明度の良い海でダイビングを満喫だ。早速、Yukiのレパートリー、歌舞伎ものの”ヤマブキベラ”を発見、しっかりカメラに収める。後は”スカシ”と”お椀”だ。
ドロップオフの隙間に、居た居た、”ロウニンアジ”。今日はまだ追い出されてはいないらしい。とはいっても団体さんのお着きで、やっぱりゆっくりはしていられない?徐々に沖へ・・・。結局僕らが追い出しちゃったの??
青い海を沖の根に渡る。若干流れがあるので斜めに水中遊泳。この感覚も透明度があってこそ、伊豆じゃちょっと味わえないよね。”カスミチョウチョウウオ”や”クマザサハナムロ”、”アカモンガラ”なんかが群れる根をグルッと回って、再び谷を横断。
 
怪獣??
(モンハナシャコ)
接近遭遇
(ロウニンアジ)
入られちゃった
(エリグロギンポ)
何かあったの?
(イシガキハタ)
 
ドロップオフに沿って流れを溯る。崖の途中の穴には、いろんなものが住んでいる。こっちの穴は”モンハナシャコ”の棲家。ここのイソギンチャクには”ニセアカホシカクレエビ”が。ウミウシもしっかりへばり付く。一番多いが地味な”コイボウミウシ”。黄色い点がポイントの”ツノキイボウミウシ”などなど。こっちの狭い穴に無理やり2匹入っているのは”クロモンガラ”とキンチャクダイ系、なんでわざわざこんな狭いところに・・・。
ちょっと下の方で”ヌノサラシ”を発見、こいつは結構動き回る。お、このオレンジ色の小さいのは、きっとハゼ系。”ベニハゼ属の一種”だと思うけど、とりあえず写真に収めて後で検討・・・。するにしちゃあまりに小さすぎてよく判んないぞ!
ドロップオフの裂目に戻ると、”ウメイロモドキ”の黄色い尾が賑やかに舞っている。”ロウニンアジ”君も戻って、一部のメンバーと接近遭遇。お互いにびっくり??。最後はボートの下でしばしの自由時間。”エリグロギンポ”は撮影寸前に穴へ、結局撮らしてくれたのは顔だけ。こっちのハタは、全然動じない。これってカンモンハタ?じゃないよね、やっぱり”イシガキハタ”でした。ま、同じようなもんなんだけどね。
 
天気は今一だが、雨は上がり、波も穏やか hirokoお手製

今回のお魚
ロウニンアジ/ヤマブキベラ/ニセアカホシカクレエビ/モンハナシャコ/クロモンガラ/イソゴンベ/サラサゴンベ/ヒメゴンベ/キンギョハナダイ/イシガキハタ/ガラスハゼ/ベニハゼ属の一種/ニテンエソ/エリグロギンポ/サザナミハギ/ヌノサラシ/クマノミ/ウメイロモドキ/クマザサハナムロ/ツノダシ/アケボノチョウチョウウオ/カスミチョウチョウウオ/ミゾレチョウチョウウオ/コイボウミウシ/ツノキイボウミウシ