間に合うの?
最終日は奄美観光。帰りの時間も考えると、あまり遠くへは行けない。宿までレンタカーを持って来てもらい、中部にあるマングローブ林までカヌーに乗りに。(実は他に行くところがない、車がないと移動もできないし・・・)。予約時間は10時、今から行けば丁度いいはず。主要国道58号へ出て名瀬市へ。市内に入り看板を見ながら進む。正面を入ると奄美博物館で・・・。えっ、なんで、完全に行き過ぎ!!。曲がるはずの道を見落とした?、あせってUターン。時間ぎりぎりのはずなのに〜〜。
市内を抜けると山道。非力な車にむち打って、モー大変。山を3つ越したところで前方に海、そろそろ付くはず?。「見えた、あそこだ!」、すでに10時を回っている。でも大丈夫、僕らのためにガイドさんが待っていてくれた。但し、カヌーは1人乗りしか無し、みんな自分で漕いで貰います。
カヌーに乗る前にオールの持ち方と漕ぎ方を練習。1台ずつカヌーを浮かべて乗り込む。僕の乗ったのは赤いカヌー、以前キョンキョンが乗ったこともある?。最初は川下り、流れに乗って楽ちん楽ちん。正面に見えるマングローブの林に向けて「Let's
go.」。川の端の方は、浅くて底がつっかえる?。でもガイドさんの後なら大丈夫、何せ僕の2人分は有りそう・・・。
途中から細い支流へ。入り口はマングローブの水中畑、底がつかえないように回り込む。奧はマングローブの林、川の幅は2m程しかない。ガイドさんが説明を始める、「マングローブは、汽水域に生えるヒルギ科やクマツヅラ科の木の総称で・・・・」。だんだん川幅が狭くなる。今は引き潮、そろそろ出ないと出られなくなる?。上陸
本流に戻る。もう少し川を下り、マングローブの低木林に上陸。ここを歩くのは裸足が基本。カヌーが無くならないように浜辺に引き上げ、サンダルを中にしまう。オールの途中に水止めはあるが、振り上げるたびに水がかかる。中は結構水浸し、でもこんなに入るの?。すかさずガイドさん、「赤は水が漏っているかも」って直しとけよ〜〜。
浜には小さな白い物がチラチラ。歩いて行くとどんどん引っ込む、あれはシオマネキのハサミ。Kogureっちが面白がって歩き回る。写真撮ってるのに〜〜。他にもマングローブの木に付くクモガニ、地面で飛び跳ねるにはトビハゼ、人が歩いた足跡から出てくるカニなどなど・・・。ここで全員そろって記念撮影。マングローブの林の中でガイドさんが撮ってくれました。
帰りは重労働?
引き潮で田んぼのようになっているが、潮が満ちればこの辺は海(川?)。下はグチャグチャ。ガイドさんは、「今日は地面が固いな・・・、あっ、やっぱり柔らかい!」。圧力が高いせい?、一気にズボッ・・・。やっとの事で足を抜いたガイドさんが正面の広い浜を指さす。「あそこの地面が移動してるのが見えますか?」。僕らは、「・・・・・???」。そこでガイドさん、「それじゃもっと近づいて」。あっ、何かがゾロゾロ動くのが見える。軍隊ガニというそうだ。人が近づくと、あっという間に泥に潜る。形はクモのようで可愛くない。一度分かればそこら中を大挙して移動しているのが見えるよう。あっちにも、こっちにも・・・。
ここで1周、カヌーの場所に戻って来た。カヌーを浮かべて乗り込む。コツはお尻を滑り込ませること。立ったまま乗るとまずひっくり返るらしい。全員無事乗船。帰りは川をさかのぼる。運良く満ち潮?。おまけに大部慣れてきたのか、オール裁きも鮮やかにスピードアップ。エンヤコラ、ドッコイショっと。あれ、最後尾のKJ夫妻がなかなか来ない?。後ろの方でじゃれ合っている?。ひっくり返るなよ〜〜。
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