2001/07/22(日) 突然の海鳴り
(西伊豆 土肥 通り崎沈船)
No 器具 温度
[℃]
時間 圧力
[atm]
水深
[m]
環境


[m]
空気
消費
[l/
min]
タンク Wt. スーツ


entry
exit

通算
潜水
ent.
exit.


entry
0105 Fe10L 3.0 5W+3B 32 22 17 08:51
09:37
46 73:01 200
10
17.7 25.2 ボート
(流強)
12 14.9
   
遅刻の常習犯?
さすがに目の前、朝食を食べて、8:30には土肥の101へ。まだほとんど人がいない、センターも開いていない。テーブルと椅子を出し、場所を確保、ロッカーが開くのを待つ。程なく開いたロッカーで着替え、タンクも取り付けて準備完了?。あれ、エアが185、他のみんなは200。KJに至っては、240!?。僕の方がみんなよりエア消費が多いのに、一緒に潜ったら危ない・・・?。ここはやっぱり交換して貰うことに。時間だ!、器材を車へ。もしかして僕らが一番?。昨日見慣れた道を通って、ボートの待つ港へ。雲一つない上天気、ついでにボートもまだ来ていない。ここで車が方向転換、すぐ後ろは海。今日のポイントは、沈船ならぬ沈車なんてことにならないように・・・。しばらく待ってもまだボートは来ない、お話から、この船長は遅刻常習犯?。どうも初めから、すでに今日の運命は決まっていた???。やっとやって来たボートに乗り込む、ここは岸壁が高くて乗り込むのも一苦労。全員乗船し、沈船ポイントへ。ポイントは海水浴場のすぐ沖。到着したのはいいけれど、なにかを迷っているような・・・、ブイの扱いもいまいちぎこちない??。

まだまだ先が・・・
ロープを伝って潜降開始。透明度は思った程良くない、沈船がなかなか見えてこない。海底近くでやっと輪郭が・・・、これ?、こんな小さいの!!。船と言うよりボート、でも、まっ、こんなもんか。周りを見ると結構何艘も、これはこれで面白いかも。魚も思ったより面白そう、数は多くないが、みんなねぐら組?。最初は監視役?のオキゴンベ、船を覗き込むとイシモチやアナハゼ。前の方のソフトコーラルにはキンギョハナダイ系、でもちょっと何かが違う?。背中に黒い点があるのはサクラハナダイの雌、胴体に赤い帯があるのはアカオビハナダイ!!。どちらも初物。何か珍しい物でも見つけた?、一斉に同じ方向へ移動開始、結局何だったの・・・?。さっきも書いたけど、沈船は何艘も。あっちへフラフラ、こっちへフラフラ。周りの砂地ではヒラタエイやウツボが堂々と通過。中でもちょっと大きめの船の舳先には、まとまったソフトコーラルが。真ん中でミノカサゴが陣地を主張中?。でも下の方には大ボス?、アカハタが・・・。

な・流れが・・・
そろそろエアも減ってきた、最後に一番大きな沈船へ。これは結構大きいし、全体がソフトコーラルで覆われて、見応え有りそう。近づくと魚がみんな同じ方を向いている。何か急に流れが強くなったような・・・。危険を感じてすぐ側のロープを伝い浮上開始。どんどん流れが強くなり、ロープが大きく斜め。数人が掴まったことで、さらに傾きが大きくなり、先端のフロートも海の中に。フロートのところでもまだ水面下10m??。このまま掴まっていてもらちがあかない、少しでも流れの少ないところで浮上の準備を、流れに逆らい泳ぎ始める。この段階で残圧30。いつでも浮上できるよう、斜め上方へ徐々に水深を上げながら移動。さすがに流れに逆らって泳ぐとエアの消費も早い、ぎりぎりまで粘って今回3度目のフロート浮上。海面も流れが強く、寄ってきたボートに近寄れない。僕でも思い切り泳いでやっと少し進む程度。結局ボートを移動させ、流れていく全員を追いかけるように回収。船長が言うには、流れで海鳴りが聞こえるほど、今までに遭遇したことが無いほど急に流れ始めた???。とにかく全員無事で一安心。ホッとして、スタッフから預かったクーラーから麦茶を飲もうと、船長にコップを借りることに。船長は、そんな物は預かってないと冷たい一言。スタッフからは、船長が持っているからと言われているのに・・・。そういえば、初めに潜ると一番大きな沈船に当たるはずなのに、位置が違っていたし、上がってきたとき、なぜかこっちの方にボートがいたし、ちょっと変???。

上天気!
海水浴場?
あれ??
いらっしゃい
何!何!
住処
こっちにも
ボス?
大ボス!!
流れが・・・
 
魚105 ヒラタエイ/ウツボ/アカエソ/カサゴ/ミノカサゴ/メバル/アナハゼ/キンギョハナダイ/アカハタ/ネンブツダイ・コスジイシモチ/キンチャクダイ/オキゴンベ/ミギマキ・タカノハダイ/スズメダイ/イラ・ササノハベラ/ホシノハゼ/サクラハナダイ/アカオビハナダイ/イトベラ/トラギス