さ、寒い〜〜
水中は25度、でも上は22度。確かに気温だけ見れば十分だけれど、実際は北風ピューピュー。さ、寒い・・・。早いとこ移動して、二本目行っちゃおうよ〜〜。もちろんそんな簡単には行きません。なんせ安全ダイバー宣言だから!。そんな間にもボートを全速力?、どんどん沖へ。何か見覚えのあるような・・・。そう、一年半ぶり、トロピケーブ。明日香ちゃんが「えい、や!」と錨を一閃。「何か獲れた?」って、漁をしているわけじゃない!。準備が出来た人からどんどん行って、暖かい海が待ってるよ〜。ドボ〜〜ン!!。一本目に比べると、細かいダストがちらほら。でもほとんど関係無し、みんなが見える。えっ、行っちゃうの、ちょっと待ってよ〜〜。やっぱりキレイ
底は枝珊瑚の草原。スズメダイやベラ、ギンポの絶好の住みか。枝の奥に、黄色に水色の斑点。テングカワハギのペア。写真に撮りたいのに、ちょっとこの枝邪魔!!。うーん、残念。前方に小さな山、ここがトロピケーブの由来。真中に、ポッカリと洞穴が。入り口はちょっと狭め、順序良く並んで並んで。中は結構広い。ここの住民も、アカマツカサとリュウキュウハタンポ。住民は少なめ?、まだまだ部屋が余っている。先の方には大きな出口。Kogureっちは既に脱出状態。でも初めに言ったでしょ、そっちには出ないって。みんな、帰ろ帰ろ。行きは良い良い、帰りはって、別に何にも無し。口のような形の出口へ。洞窟の中から見る海の色って、何処で見ても幻想的でキレイ。ちょっと邪魔者がいるけど・・・。
働き者?
枝珊瑚の草原を引き返す。相変わらず、スズメダイにベラにチョウチョウウオにヤッコ。まだまだ色々、ゴンベにハタ。小魚達の楽園。こっちのイソギンチャクには、セジロクマノミのファミリー。「何見てんだよ」と、にらめっこ。大きな傘が見えて来た。これもこの辺のシンボル、大きなテーブル珊瑚。ここまで来るのに一体何年・・・。傘の下を住処にするのは、カクレクマノミファミリー。これって成魚でもなんかカワイイ。今しばらくはこの辺をウロウロ。えっ、深呼吸?、珊瑚からブクブク泡が。当然、誰かが裏で観察中。最後にカクレにお別れの挨拶、「またね!」。ゆっくりゆっくり浮上開始。見上げると、ボートの裏側にでっかいヤモリ???。八木さんが、ボートの裏を掃除中。よっ、働き者!!。
た・退さ〜ん!!
海上は風がビュービュー、海もしけ気味?。思い切り冷える、ト・トイレ・・・。急いで着替えて保温対策、まずは一段落。ボートも港へ向けて移動開始。そろそろ辺りも暗くなり始めた。バシャン・・、ヒェー、船首へ避難。こっちはこっちで大暴れ、ケ、ケツが・・・。中途半端な避難は逆効果。ウッチーとあっちゃんはびしょ濡れ。水も滴る・・・。Kogureっちは、ちゃっかり船室の中。確かにあそこが特等席。なんだかんだ言ってるうちに港の中へ。た、助かった〜〜。
もう、辺りは薄暗い。機材を船倉に放り込み、ウェットだけ持って一目散にホテルへ。宮古島での宿泊は、ホテルアトールエメラルド宮古島。高級リゾートホテル?。美川健一のディナーショーまでやっている。さあさあ、素早くシャワーを浴びて食事の準備。お迎えは7時半だよ!!。
食事は八木さんにお任せ!
7時半、ロビーに集合。すでに八木さんはソファーで一服。やけに高校生が多い?。どうやら、明日、九州地区の駅伝大会。このホテルも、生徒の宿泊施設の一つ。全員集まったところで、「のりや」へ。お店の一番置くの座敷を借り切り、再会を祝して乾杯!!。あれ、八木さんもあすかちゃんもお酒は?。本当に飲まないの?。それじゃ、どんどん食べましょう。え〜と、これとこれとこれとこれと・・・。さすがはお勧めの店、美味しい!!。わいわい、がやがや・・・・。お腹も膨れてそろそろお開き。料金もリーズナブル、非常に助かります。
食事の後は、当然デザート。僕等は歩いて帰ると言うことで、ここで八木さん達とはお別れ。ビルの隙間からは懐かしいお店。あれぞ、宮古島唯一(?)の深夜営業、モスバーガー。でもこの時期じゃ冷たいメニューはほとんど無し、ちょっと寂しい。仕方が無いのでチョコレートムースでいいや。出てきたムースはカチンカチン。これってアイスじゃないの?。まっ、僕にとっちゃこっちの方がいいけど・・・。
デザートも食べて、とろとろと帰り道へ。メイン(?)ストリートを離れると、あるのは飲み屋にカラオケに・・・。もっと進むと今度は真っ暗。明かり一つ何処にも無い。そう言えば、今夜はしし座流星群が見えるはず。ここだったらさぞやキレイに・・・(目が覚めませんでした)。ホテル到着後は、真っ直ぐ部屋へ。布団に入ったら、後は野となれ山となれ・・。あっという間にいびきの集団。お・や・す・み・な・さ・い。
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