1966(日本自動車博物館)

TOYOTA[日]
PUBLICA[1966]

車両形式 2ドアセダン UP20型
L×W×H 3,620×1,415×1,380
WB 2,130 Tr 1,203/1,160
Wt 620kg 4
エンジン
種類 2U-C型:空冷4st F2OHV
排気 790cc 83.0×73.0mm
馬力 40ps/5,000rpm
トルク 6.4kgm/3,000rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 4MTⒸ
サス 独DWⓉ/半Ⓛ
タイヤ 6.00-12 4P ブレーキ Dr/Dr
備考 モノコックボディー 価格 359,000円
1955年に当時の通商産業省から発表された、国民車構想にも触発されて誕生し、1961-77年に製造された小型大衆乗用車。エンジンを軽量でコンパクトな空冷水平対向2気筒にしたり、プロペラシャフトの位置を下げたりするなど、考えられうる様々な技術や工夫を盛り込み、軽量と広い空間を確保。展示車は初代(1961-69)のうち、1966年に大規模にマイナーチェンジされた”UP2#系”。

NISSAN[日]
DATSUN CABLIGHT1150[1966]

車両形式 トラック A221型
L×W×H 3,840(4,315)×1,608×1,740
WB 2,220 Tr 1,294/1,311
Wt 885kg 3
エンジン
種類 D11型:直4OHV
排気 1,136cc 73.0×68.0mm 8.0:1
馬力 53ps[39kW]/5,000rpm
トルク 8.5kgm[83Nm]/2,800rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 4MTⒸ
サス DW/半Ⓛ ブレーキ Dr/Dr
タイヤ 5.50-14 6P/5.50-14 8P
備考 価格
キャブライトは、1958-1968年に生産されていた小型トラック・バン。初代 A20型(1958-61),2代目 A120/122型(1961-64)で、展示車は、3代目 A220/221型(1964-68)の中でも、1966年マイナーチェンジ(エンジンをD11型:直4・OHV・1136ccに換装)したA221型と考えられる。
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HINO[日]
CONTESSA PDMKⅡ[1966]

車両形式 4ドアセダン EM193A
L×W×H 4,150×1,530×1,390
WB 2,280 Tr 1,235/1,220 175
32.7L Wt -kg 5
エンジン
種類 GR100型:水冷4st 直4OHV
排気 1,251cc 71×79mm 8.5:1
馬力 55ps/5,000rpm
トルク 9.7kgm/3,200rpm
駆動系
駆動 R・R 変速 3MTⒸ
サス 独DWⓉ/独SaⒸ
タイヤ 5.60-13 4P ブレーキ Drサ/Drサ
備考 モノコック 価格
コンテッサは、1961-67年に生産された、リアエンジン・リアドライブの乗用車。HINOが自社開発した唯一の乗用車。展示車は、コンテッサ1300(1964-67)。4灯ヘッドライトと細いピラー、長いリアデッキを基本。展示車は、1966年頃に、セダンの内外装を量産対策のため簡素化した試作車として作られた「1300マーク2」(バンパー位置変更や外装簡素化、ダッシュボード形状の大幅変更などが施され、オリジナルに比してスタイリングのバランスが損なわれた)ではないかと思われる。この車は一般市販されておらず、博物館所蔵車1台と車検登録可能状態で個人が所蔵する1台のみしかないらしい。データは、一般の量販車のもの。
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MAZDA[日]
CAROL 360[1966]

初代”KP系”(1962-70)の後期型
車両形式 4ドアセダン KP
L×W×H 2,990×1,295×1,320
WB 1,930 Tr 1,050/1,100 190
20L Wt 560kg 4
エンジン
種類 DA型:水冷4st 直4OHV(アルミ)
排気 358cc 46×54mm
馬力 20ps/7,000rpm
トルク 2.4kgm/3,000rpm
駆動系
駆動 R・R 変速 4MTⒻ
サス 独TⓇ/独TⓇ
タイヤ 5.20-10 4P ブレーキ LT/LT
備考 価格 415,000円
キャロルは、1962-1970年と、1989年から販売している軽自動車。初代モデルは、軽自動車初の4ドアセダンタイプのモデル。展示車は、初代”KP系”(1962-70)。「完全3ボックススタイル」や、,リアウインドウガラスを垂直に立てた「クリフカット」などが特徴。1966年にマイナーチェンジされ、エンジン出力向上、ダミーグリル・リアデザインのモダナイズ、スペアタイヤのエンジンルームへの移設が施されたが、根本的なパッケージングの悪さによる車内の狭さと、元来の車重過大・パワー不足による動力性能の低さは解決困難だった。
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MITSUBISHI[日]
Debonair[1966]

車両形式 4ドアセダン
L×W×H 4,670×1,690×1,465
WB 2,690 Tr 1,360/1,380 180
50L Wt 1,330kg 6
エンジン
種類 KE64型:水冷4st 直6OHV
排気 1,991cc 80.0×66.0mm
馬力 105ps/5,000rpm
トルク 16.5kgm/3,400rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 4MTⒸ
サス 独DWⒸ/半Ⓛ
タイヤ 7.00-13 4P ブレーキ Dr/Dr
備考 価格
デボネアは、1964-1999年に製造されていた高級セダン。三菱グループの重役専用車としての域を出なかった。展示車は初代(1964-86)の中期型 エグゼクティブ。モノコックの角張ったボディに、ボンネット・テール部分の両脇にエッジを立て、フロントグリルを広く取った押し出しの強いスタイルは、大型に見えるが、全長・全幅とも道路運送車両法施行規則の小型車規格ぎりぎりのサイズ。表示は、1944cc,120hp/6,000rpmとなっているが・・・。
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DAIHATSU[日]
COMPAGNO BERLINA1000[1966]

車両形式 2ドアセダン F41型
L×W×H 3,800×1,425×1,430
WB 2,220 Tr 1,180/1,160 160
Wt 765kg 5
エンジン
種類 FE型 直4OHV(FO型 直4OHV)
排気 958cc 68.0×66.0mm
馬力 55ps[40.5kW]/5,500rpm(SAE)
トルク -[77Nm]/4,000rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 4MT
サス 独W縦Ⓣ/半Ⓛ
タイヤ 6.00-12 ブレーキ Dr/Dr
価格 DX548,000円,ST468,000円
コンパーノは、1963-1969年に製造していた乗用車及び商用車。ダイハツ工業が乗用車市場に進出した第一作。1963年4月「ライトバン”F30V”」発売。同6月「ワゴン”F30”」発売。ダイハツ初の乗用車。同11月「ベルリーナ”F40”」発売。展示車は、1965年5月発売の”F41型”(”F40D型”というのもあるらしい)。
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ISUZU[日]
Isuzu BELLETT 1500Sedan[1966]

1tを切る軽い車体重量を生かしてモータースポーツでも活躍し、スカイライン台頭以前はサーキットを席巻。展示車は、1964年となっているが、丸型4灯になったのは1966年なのでこれ以降のものと判断。
車両形式 4ドアセダン PR20型
L×W×H 4,090×1,510×1,390
WB 2,350 Tr 1220/1,195 205
40L Wt 930kg 5
エンジン
種類 G150:水冷4st 直4OHV
排気 1,471cc 79.0×75.0mm 7.5:1
馬力 63ps/5,000rpm
トルク 11.2kg-m/1,800rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 4MT
サス 独DWⒸ/独STⒸ半Ⓛ
タイヤ 5.60-13 4P ブレーキ Dr/LT
価格 ST:615,000円 DX:690,000円
ベレットは、1963-1973年に製造された小型乗用車。技術者主導で設計製作が行われ、当時としては数々の新機軸を盛り込んだ。外観スタイルは卵の殻をモチーフにデザインされた、丸みの強いコンパクトなもの。丸目2灯の1,500ccOHV車(PR20)と、1,800ccディーゼル車(PRD10)の2種でスタート。翌年4月に廉価版1,300ccOHV車(PR10)追加。車体は2ドアと4ドアのセダン。1966年4月に丸形4灯にフェイスリフト。1,300cc・1,500ccOHVエンジンと、後輪リーフリジッドサスペンションを組み合わせた「タイプB」(PR30とPR40)設定。違いは、異型角形2灯ライトとハイデッキとなったリアスタイルで判別。
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