1973(日本自動車博物館)

TOYOTA[日]
CORONA MarkⅡ 2000DX[1973]

展示車は1700DXとなっているが、フロントは中期型。しかも表示には「OHV1968cc」となっており、存在しない。色々考えあわせると、「マークⅡ2000DX」が妥当と思われる。ただし、エンジンは1968ccOHC。
車両形式 4ドアセダン RX12-YD型
L×W×H 4,325×1,625×1,390
WB 2,585 Tr 1,355/1,345 165
60L Wt 1,105kg 5
エンジン
種類 18R型:水冷4st 直4SOHC
排気 1,968cc 88.5×80.0mm 8.5:1
馬力 110ps/5,500rpm
トルク 16.5kgm/3,600rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 4MT
サス 独WⒸ/4L・PⒸ
タイヤ 6.45-13 4P ブレーキ DiⓈ/DrⓈ
備考 価格 約800,000円
マークⅡは、1968-2004年に製造・販売していた高級乗用車。クラウンとコロナの中間に位置する車種として登場。モデルチェンジごとにボディーの大型化と高級化。2代目(1972-76)は、”X10型”(セダン・ワゴン・バン),”X20型”(2ドアハードトップ)で、車両コードが”X”となる。エンジンは4気筒1700(6R)/4気筒2000(18R)/6気筒2000(M)。HTには18R-G型DOHCのGSSが設定される。セダンはセミファストバック、ハードトップはファストバック。1973年8月マイナーチェンジでフェイスリフトされ中期型へ。1700cc車はエンジン拡大で1800ccの16R型に変更。

TOYOTA[日]
SPRINTER Coupe TRUENO1600[1973]

車両形式 2ドアクーペ TE27-MBQ型
L×W×H 3,970×1,595×1,335
WB 2,335 Tr 1,270/1,295 150
43L Wt 865kg 5
エンジン
種類 2T-G型:水冷4st 直4DOHC・SU2
排気 1,588cc 85.0×70.0mm 9.8/:1
馬力 115ps/6,400rpm
トルク 14.5kgm/5,200rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 5MTⒻ
サス 独MFSⒸ/半Ⓛ
タイヤ 175/70HR13 ブレーキ Di/Dr
備考 価格 813,000円
スプリンター・トレノは、1972-2000年に生産されていた、1.6Lクラスの小型スポーツクーペ。カローラレビンと車台を共用する姉妹車。初代”TE27型”(1972-74)は、トヨタ・スプリンタークーペ「SL」、「SR」に対し、よりスポーティなホットモデルとして登場。レギュラーガソリン仕様の2T-GR型 (110ps) とハイオクガソリン仕様の2T-G型 (115ps) が設定。当モデルと姉妹車のレビンには、トヨタ製の市販乗用車として唯一のオーバーフェンダーを装備。
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TOYOTA[日]
TOYOACE[1973]

車両形式 セミキャブオーバー PY10-JB型
L×W×H 4,245×1,690×1,905
WB 2,500 Tr 1,400/1,360 170
Wt 1,135kg 3
エンジン
種類 3P型:水冷4st 直4OHV
排気 1,345cc 8.5:1
馬力 70ps/5,200rpm
トルク 10.6kgm/3,000rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 4MTⒸ
サス
タイヤ 6.00-14 6P/8P ブレーキ Dr/Dr
備考 1t積 価格 520,000円
トヨエースは、1954-年から販売されている小型トラック。1954年、トヨペット・ライトトラックSKB型として登場し、1956年にトヨエースの愛称が付く。3代目”Y10型”(1971-79)は、セミキャブオーバータイプ最後の代。ヘッドランプを丸形2灯に変更。ホイールベースは、2,500 mm、2,600 mm、2,735 mm の3種。テールランプはトヨタの小型トラックに共通の、リフレクター込みの3色コンビネーションタイプ。データは低床スペシャル1t積みのもの。
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TOYOTA[日]
Toyota CROWN(4代目)[1973]

1973年2月 マイナーチェンジ。バンパーがクロームの大型バンパーへ変更。
データは1973年2000セダンスーパーデラックスのもの。
車両形式 4ドアセダン MS60HF型
L×W×H 4,680×1,690×1,420
WB 2,690 Tr 1,390/1,380 175
70L Wt 1,355kg 5
エンジン
種類 M-C型:水冷 直6OHC
排気 1,988cc 75.0×75.0mm 8.7:1
馬力 115ps/5,600rpm
トルク 16.5kgm/3,800rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 3MTⒸ/3ATⒻ
サス 独DWⒸ/4LⒸ
タイヤ 6.95-14 4P ブレーキ DiⓈ/DrⓈ
価格 1,316,000円(発売当時1,048,000円)
クラウンは、1955年1月から 製造・販売している高級乗用車のブランド・車名。4代目”S6#/7#型”(1971-74)から、正式名称が「トヨタ・クラウン」に改称。「スピンドル・シェイプ(紡錘形)」と呼ばれる、丸みを帯びたスタイルから「クジラ」の愛称。曲面を多用した車体や、組み込み式のカラードバンパーを特徴。ボディー先端を絞り込んだことでエンジンルームへの通風が不足し、夏季にオーバーヒートが続発したことや、ボディー先端形状の見切りの悪さから、取り回しに支障が出たことによる不評が相次ぎ、、「クラウン史上最大の失敗作」と言われた。
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NISSAN[日]
CHERRY X1[1973]

車両形式 2ドアクーペ KPE10TKQ型
L×W×H 3,715×1,490×1,310
WB 2,335 Tr 1,270/1,235 195
36L Wt 690kg 5
エンジン
種類 A12型:水冷4st 直4OHV・2キャブ
排気 1,171cc 73.0×70.0mm 9.0:1
馬力 80ps/6,400rpm
トルク 9.8kgm/4,400rpm
駆動系
駆動 F・F 変速 4MTⒻ
サス 4独・MFSⒸ/TⒸ
タイヤ 6.00S-12 4P ブレーキ Di/Dr
備考 価格 620,000円
チェリー は、1970-1978年に販売されていた乗用車。次世代の前輪駆動車として開発された車種。ミニと同様の横置きエンジンで、シリンダーブロックの真下にトランスミッションを置く二階建て(BMC式orイシゴニス式)。初代”E10型”(1970-74)は、「大衆車」クラスよりもやや下に属し、日本国内では、初めて自動車を持つ若者や、軽自動車からの乗り換え需要を主なターゲットとした。丸みを帯びた凝縮感の強い形で、サイドウインドウの形が特徴的。データはX-1Lのもの。
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MITSUBISHI[日]
GALANT FTO1600GSR A63型[1973]

車両形式 2ドアクーペ A63NGW型
L×W×H 3,765×1,655×1,320
WB 2,300 Tr 1,335/1,325 165
42L Wt 875kg 5
エンジン
種類 4G32型:水冷4st 直4SOHC・2キャブ
排気 1,597cc 76.9×86.0mm 9.5:1
馬力 110ps/6,700rpm
トルク 14.2kgm/4,800rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 5MTⒻ
サス 独MFSⒸ/半Ⓛ
タイヤ 175/70HR13 ブレーキ DiⓈ/DrⓈ
備考 価格 (755,000円)
ギャランクーペFTOは、1971-1975年に製造されていたパーソナルクーペタイプの乗用車。ギャランGTOの弟分的な、5座のファストバック+ノッチバックスタイルの2ドアクーペ。ワイドトレッド&ショートホイールベース。1973年2月のマイナーチェンジでSOHCのサターン・エンジンに換装。1600や5MTもラインナップ。1.6Lツインキャブを積むトップモデルの1600GSRには、当時流行のオーバーフェンダーが装着。1975年3月のランサー・セレステの登場に伴いフェードアウト。
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HONDA[日]
Honda LIFE SuperDX[1973]

車両形式 2ドアセダン 5A型
L×W×H 2,955×1,295×1,340
WB 2,080 Tr 1,130/1,110 165
26L Wt (500)kg 4
エンジン
種類 EA型:水冷4st 直2OHC
排気 356cc 67.0×50.6mm 8.8:1
馬力 30ps/8,000rpm
トルク 2.9kgm/6,000rpm
駆動系
駆動 F・F 変速 4MTⒻ
サス 独MFSⒸ/半Ⓛ
タイヤ 5.20-10 4P ブレーキ Dr/Dr
備考 価格 約40万円
ライフは、1971-1974年、及び1997-2014年に生産・販売されていた軽自動車。初代”SA/WA/VA型”(1971-74)は、エンジンとトランスミッションを直列に横置きした、いわゆるジアコーザ式レイアウトを採用。日本で最初にエンジンにタイミングベルトを採用した自動車。1971年6月 NⅢ360の後継車として登場。新設計の直列2気筒水冷エンジンを搭載。ホンダ初の4ドア車もラインアップ。
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ISUZU[日]
117Coupe1800[1973]

車両形式 2ドアクーペ PA95S(W)型
L×W×H 4,310×1,600×1,310
WB 2,500 Tr 1,340/1,315 170
無56L Wt 1,060(1,075)kg 4
エンジン
種類 G180型:水冷4st 直4SOHC
(G180W型:水冷4st 直4DOHC)
排気 1,817cc 84.0×82.0mm 9.7:1
馬力 115ps/5,800rpm(125ps/6,000rpm)
トルク 15.5kgm/4,200rpm(16.2kgm/5,000rpm)
駆動系
駆動 F・R 変速 4MTⒻ
サス 独DWⒸ/半Ⓛ
タイヤ B78-13 4P ブレーキ Di/Dr
価格 1,106,000円(1,474,000円)
117クーペは、1968-1981年に生産されていた乗用車。流麗なデザインを備えた4座クーペ。1970年代の日本車を代表する傑作の一つに数えられる。型式は1,600cc車がPA90、1,800cc車がPA95、2,000cc車がPA96となる。フローリアンのクーペ版としての位置づけであり、シャーシ、ドライブトレーンを共有。
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第2期(1973-76)は、量産化対応の改設計で生産。エンジンは無鉛ガソリン対応の1,800cc(G180型シリーズ)に統一。電子制御DOHC車がXE、SUツインキャブレターDOHC車がXG、ツインキャブレターSOHC車がXC、シングルキャブレターSOHC車がXTをそれぞれ名乗る。データはXCのもの。()内はXGのもの。

MAZDA[日]
CHANTEZ[1973]

車両形式 2ドアセダン KMAA型
L×W×H 2,995×1,295×1,290
WB 2,200 Tr 1,130/1,110 155
28L Wt 490kg 4
エンジン
種類 AA型:水冷2st 直2RV
排気 359cc 61.0×61.5mm 10.0:1
馬力 35ps/6,500rpm
トルク 4.0kgm/5,500rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 4MTⒻ
サス 独MFSⒸ/半Ⓛ
タイヤ 5.20-10 4P ブレーキ Dr/Dr
備考 価格 410,000円
シャンテは、1972-1976年に製造された軽自動車。初代キャロルの後継車。後車軸を固定軸としたFR。ボディタイプは2ドアのみだったが、ホイールベースが長く、競合他車に比べると室内は広く、運転席の足下もゆとりがあった。またリアシートバックは前方可倒式で、軽乗用車クラス最大級のラゲッジルームを得るなど、実用性に長けていた。この車種を最後にマツダは軽自動車から撤退。データは「GL」のもの。
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