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2005/09/03(土) 台風の影響で・・・ (東伊豆富戸ヨコバマ) |
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富戸 |
No | 器具 | 温度[℃] | 時間 | 水深[m] | 環境 | 透明度 [m] |
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タンク | スーツ | 気温 | 水面 | 水中 | entry | exit | 潜水 | 平均 | 最大 | Boat | 天気 | 他 | ||
0310 | Al10 | 5W又 | 34 | 20 | 10:00 | 10:56 | 56 | 13.1 | 23.4 | × | S | う | 12 | |
0311 | Al10 | 5W又 | 34 | 25 | 12:34 | 13:28 | 54 | 10.3 | 15.8 | × | S | う・流 | 10 |
ポイントの状況・他 | |
・ | 天気は晴れ、台風の影響でうねりが入る。西伊豆は、台風の影響で前日がひどい状況で、今日は潜れるところへ集中。人が多く、水中でもちょくちょくすれ違った。一本目は大潮の引き潮真っ只中。スロープが滑ったり、ごろたを歩く必要があり、エントリーやエキジットが少しやっかい。とはいっても「ヨコバマ」の出入りしやすさは別格だからね。二本目は満ち始めたが、沖への流れが発生。 |
メンバー Saeko,Jun,Junithi,Jun,Hiroko,KJ,Ryoの6人。 |
1本目 ヨコバマ(中央→右トサカ十字) |
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お約束 (オニハゼ) |
今日は全身 (ホムラチュウコシオリエビ) |
貝の中身は? (トウヨウコシオリエビ) |
伊豆でも会えた (セホシサンカクハゼ) |
・ | 大潮のほぼ干潮時間とあって、スロープが丸見え、コケがべったりで滑ること滑ること。みんな注意しましょう。エントリー後も浅いごろた、急いで沖まで移動しないと立っているのは結構大変。それでもヨコバマは楽な方だけど、出入りは満ち潮のときの方が楽だよね。 |
・ | 透明度は結構ある。砂地と岩場の境目を、ゆっくり進む。この辺は”ネジリンボウ”など、ハゼの生息地だが、今日は人も多く、ちょくちょく上を通過するせいか、比較的根性のある”ダテハゼ”や”オニハゼ”ばかり。台風のせいもあるのか、”ニシキテッポウエビ”がせっせと巣作りに忙しそう。 |
・ | 目だった収穫も無く、トサカ十字の近くまで。水温もこの辺はjかなり低め。岩の陰にオレンジ色の”ホムラチュウコシオリエビ”を発見。他ではすぐに体を隠すが、富戸では比較的全体を見られる。今回もバッチリ。1本目のトサカ十字のの下で、貝殻の中にはさみを発見。hirokoが見つけたときは、全体を出していたらしいが、今ははさみだけ。単純なはさみの形と、腕の横縞模様から”トウヨウコシオリエビ”と判断。ところで、この貝はどうしてこういう状態なんだろう? |
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食事中だぞ!! (ノコギリガニ) |
お化粧? (イセエビ) |
大きくなってきた (マアジ) |
恥ずかしがりや? (ウツボ) |
・ | 水深10mほどまで上がると、うねりの影響がかなり顕著、底揺れしている。岩の中を覗きながら進むが、揺れのせいで中々落ち着いて観察できない。生物も引っ込んじゃっているのかも知れないが、あまりめぼしいものは発見できず、見たのは”ノコギリガニ”の食事シーン程度。”イセエビ”はなぜだかみんな真っ白に化粧している。何か意味があるのか? |
・ | ”マアジ”の群れが取りすぎる。やっと大きさも整ってきたが、まだまだ群れの規模は小さいようだ。岩の下から覗いていた”ウツボ”は、何故かとっても恥ずかしがりや?一瞬、他の種類かと思って写真を撮ったほど。結局はちょっと若目の”ウツボ”。こんな感じで今日はあまり収穫なし。揺れもきついし、あまりのんびりしてもこれ以上期待できそうに無いので、さっさと上がろうっと。 |
2本目 ヨコバマ(左テトラ) |
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具合が悪いの? (ヒフキヨウジ) |
編隊 (カワハギ) |
いかにも (オニオコゼ) |
イソギンチャク攻撃 (ソメンヤドカリ) |
・ | まずは真ん中を進むが、沖へ向かって流れがある。荒れ気味の天気のせいか、砂地はめぼしいものが見つからない。と思いきや、イカの産卵礁を見るKJの足元に、何やら細長い影が。これってヨウジウオ。動きが非常に緩慢で、近寄ってもあまり動かない。さらに寄っても反応なし、一応動いているので、生きていることは間違いないと思うけど・・・。吻が短いし、尾鰭が小さいので”ヒフキヨウジ”、住んでいる場所も砂底と条件どおり。でもこんなんで大丈夫なのか?砂に潜るとか何とかもう少し危機回避能力があってもよさそうなものだが・・・。 |
・ | 小さな根の周りで、”カワハギ”の若魚が編隊飛行。何やら”ホンソメワケベラ”と追いかけっこ。でも、”カワハギ”が団体で一匹を追いかけているような・・・。もしかしてこいつは”ニセクロスジギンポ”か。鱗を食われた”カワハギ”の逆襲??。根の影にはダースベーダーのような真っ黒な”オニオコゼ”。見た目も確かに悪者、いかにも危険な雰囲気が漂っている。猛毒注意。 |
・ | 砂地のど真ん中を”ソメンヤドカリ”が移動している。こんなに何も無いところで、どうしてヤドカリが転がっているのかちょっと疑問?近づくと、鋭い(?)目で威嚇して、殻についたイソギンチャクが触手を広げ防御装置が作動。システムとしては面白いけど、どの程度効果があるんだろう?そういえば”キンチャクガニ”が専用イソギンチャクを振り回したり、”ミズヒキガニ”のシロガヤ防御も小魚にだったら効果があるのかな? |
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こんなところでも (トウヨウコシオリエビ) |
最近では普通種 (ワカウツボ) |
これも良く会う (ミナミハコフグyg) |
何か用か? (ヒメイソギンチャクエビ) |
・ | 戻りは岩の間を散策しながら。裂け目の奥で、白と赤褐色の小さなはさみ脚を発見。写真をとるのもほとんど無理そう。一応撮っては見たけれど、体は見えないし・・・。特徴からは”トウヨウコシオリエビ”のような気はするけど。こっちの裂け目から出てきたのは、最近では常連の”ワカウツボ”。初めは「伊豆でも見れるんだ」と一生懸命写真を撮ったが、近頃はちょっとマンネリ。別に君のせいじゃないんだけどね。 |
・ | 岩の下の砂地に、ちょっと変わったハゼを発見。ライトを当てても初めは動こうとしない。茶色と黒の横縞は、今までに見覚えが無い。さらに寄ると、岩の奥へ。それでもまだ見えるところに居たので、しばらく観察。そうこうしているうちに、飽きてきたのか岩の下へ。「あ、しまった、写真を撮ってない」。つい見とれているうちに写真を撮り損ねてしまった。記憶に頼って図鑑を引いてもそれらしいのには当たらないし、いったいなんだったんだろう・・・・・・・・・・。 |
・ | 気を取り直してエキジットへ、途中、”ミナミハコフグ”の幼魚や”ヒメイソギンチャクエビ”など撮影したが、どうしてもさっきのハゼが気になる。久しぶりの教訓、「撮れるときに、まず一枚は撮っておくこと」。後悔先に立たずだよね。 |
今日の昼飯 etc. | ||
・ | 昼食は定番、川奈の「海女屋」。地物の「アジ刺」とここの売り「アオサの味噌汁」。特に今回の「アジ」は絶品。口の中でとろけるアジ刺は、はっきり言って初めて。やっぱり地物はおいしい!。 | ![]() |
今日のお魚 | |
・ | カワハギ/キタマクラ/サビハゼ/カサゴ/オニカサゴ/ハナハゼ/ダテハゼ/オニハゼ/ニシキテッポウエビ/タマガシラ/マダイ/スズメダイ/ソラスズメダイ/ナガサキスズメダイ/アカイソハゼ/アカエソ/イソカサゴ/ホムラチュウコシオリエビ/トウヨウコシオリエビ/ベニツケガニ/ノコギリガニ/シラコダイ/クロホシイシモチ/ネンブツダイ/セホシサンカクハゼ/ウツボ/イセエビ/イチモンジハゼ/オオスジイシモチ/ニザダイ/ムナテンベラyg/マアジ/サラサエビ/トラウツボ/イタチウオ |
・ | キュウセン/アオリイカ/コブダイyg/オビアナハゼ/オオモンハタ/ヒフキヨウジ/オニオコゼ/ソメンヤドカリ/ワカウツボ/ミナミハコフグyg/ヒメイソギンチャクエビ |