インドネシアシーラカンス Latimeria menadoensis |
シーラカンス目ラティメリア科ラティメリア属 | |
−/− |
参考 | 090811 アクアマリンふくしま14-01 | by Ryo |
水族館等:アクアマリンふくしま14-01シーラカンスの世界 | |
分布: | インドネシアのスラウェシ島沖。水深約200mの海底洞窟を中心とし、深度約150〜700mに生息。深海魚。 |
特徴: | 体長は約1〜2m、体重は100kgをゆうに超える。体色は茶褐色。 |
備考: | 現生のシーラカンスは2種類しかおらず、両方とも深海に生息。かつては世界中に分布(海だけでなく、川や湖など淡水生息種もいる)。実際には多様な姿形を持つ魚。 ラティメリア・カルムナエ(Latimeria chalumnae、狭義のシーラカンス,ラティメリア属の中の模式種/主にコモロ諸島沖に分布)とは形態的差異は鱗表面の色彩のみ(カルムナエの体色は黒に近い濃紺)とされていが、これら2種を同一種と見なす説もあるらしい。 体全体を硬いコズミン鱗(denticle<象牙粒、象牙質粒>と呼ばれる歯状の微細な突起物でおおわれている鎧の一種)が覆い、高い防備性が伺える。 多くの鰭(ひれ)を有する総鰭類の進化系統で、10基の鰭をもつ。水温・水圧の変化に弱い。 |