グッピー
Poecilia reticulata
キュプリノドン亜目カダヤシ上科カダヤシ科
カダヤシ亜科グッピー属
−/Guppy
参考 100120 東京タワー水族館1-2 by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
分布: 南アメリカ:ベネズエラ,バルバドス,トリニダード,北部ブラジル,ガイアナ。
アフリカ:ナタール川の沿岸(ダーバン南),ナミビアのクルマンEye及びOtjikoto湖。
特徴: 体長3.5cm。個体ごとに色が異なる。雄と雌で性的二形が著しく、大きさは雌が大きいが、彩りは雄が美しい。野生種では薄い褐色の体に、透明な鰭を持つ。雄では雌よりやや細身ながら、ほぼ同じ形であるが、背鰭と尾鰭が大きく広がる。特に尾鰭後端が不規則な形の旗のように広がり、また、胴体の側面と尾鰭に青や赤など様々な色の模様が出、一部は金属光沢を帯びる。これらの斑点は個体変異が大きい。また、尻鰭は細長く尖る。
備考: ラテンアメリカ原産。和名「ニジメダカ」は、現在ではほとんど使われない。卵胎生。日本にも帰化している外来種。

おもな品種
・シンガポール産(東南アジア産)
レッド・モザイク:もっともポピュラーなグッピーのひとつ。赤いモザイク模様。
グリーン・グラス:モザイク・グッピーより尾鰭の模様が細かい。
ブラック・タキシード:体の下半分から尾びれまで雌雄同様に真っ黒。
フラミンゴ:体がフラミンゴのようなあざやかな赤色。
・国産グッピー(日本国内のブリーダー産)
ドイツイエロー・タキシード:体の半分が濃い色彩で染まる。尾鰭はイエロー(ホワイト)。
キングコブラ:基調色は黄色で体にコブラのような模様。
アルビノ・レッドテール(ルチノー):昔から存在するアルビノタイプ。
オールドファッションファンテール:柄の鮮やかさが特徴。
ピングー(Pingu=Pink Guppyの意):下半身がピンク系のパール色に輝く。
レッドモザイク:柄がグラスよりも大柄に入る。尾筒の付け根が暗色で始まる。
ブルーグラス:尾筒の付け根は明色で始まる。
イエローグラス:尾鰭が鮮やかなイエローに黒いスポット。
ウィーンエメラルド:尾鰭形状が上下にソードのような形を形成。ボディカラーが鮮やか。
ネオンタキシード:背中がシルバー、尾鰭はメタリックブルー単色。
アクアマリン(ジャパンブルー):下半身部分がライトブルーに輝く。
RRE.Aアクアマリンネオンタキシード:別名ブルートパーズ(トパーズ)。尾鰭と体がブルーに輝く。
RRE.A(リアルレッドアイ・アルビノ):目が赤いアルビノ。
ギャラクシーブルーグラス:ギャラクシーに、ブルーグラスの尾鰭を持たせた物。
レッドグラス:

グッピーの体色
グレー:普通種とよばれ、グッピーの体色に一番多い。
ゴールデン:突然変異により発生した黄色い体色。
アルビノ:突然変異により黒色色素がない体色。目は赤く見える。(角度によって黒く見えるものはブドウ目、どの角度から見ても赤いものはリアルレッドアイアルビノと呼ばれる)
ブラオ:やや青みがかったグレーの体色。
東京タワー水族館1-2熱帯魚
100120 東京タワー水族館1-2
板橋熱帯環境植物館11観察コーナー
120511 板橋aq11
犬吠埼マリンパーク4小型淡水魚
150308 犬吠埼マリンパーク4