メダカ(ニホンメダカ)
Oryzias latipes
Oryzias sakaizumii
メダカ科メダカ亜科メダカ属
目高/Japanese rice fish
参考 090811 アクアマリンふくしま0202 by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
違い 体側後半 雄背鰭の欠刻
(軟条5〜6本間の鰭膜)
黒色網目模様 黒色染み状斑紋 銀色鱗数
キタノメダカ ある ある 0〜9枚 浅い(軟条の半分以下)
ミナミメダカ ない ない 10〜23枚 深い(軟条の半分以上)
体色による分類(区別するため、野生型のメダカを通称クロメダカ)
ヒメダカ(緋目高) 黒色素胞(メラノフォア)がないため体色がオレンジ色。観賞用。
シロメダカ(白目高)
アオメダカ(青目高)
黒色素胞がなく黄色素胞(キサントフォア)が発達していないため、体は白。
アルビノ(白子) 黒色と黄色の色素細胞が全くない。体が白、眼が血液の色で赤。実験用に作製。
透明メダカ 黒色、白色(ロイコフォア)、虹色(イリドフォア)の3種の色素胞を持っておらず、体が透けて脳や内臓まで見える。生物の内臓研究。
分布: 日本、台湾、朝鮮半島、中国、ベトナム、スリランカ。日本では、北海道を除く各地。流れのゆるい小川や水路など。
特徴: 体長4cm。目が大きく、頭部の上端から飛出。体色は野生型では焦げ茶色がかった灰色,突然変異型では体表の、黒色、黄色、白色、虹色の4種類の色素胞の有無あるいは反応性の違いによって様々な色調。
備考: 日本に棲息する最も小さな淡水魚。
日本にすむメダカの遺伝子(DNA)を調べた研究で、日本のメダカは15ものグループにも分けられるらしい。
さらにその15のグループは、大きく「南日本集団」と「北日本集団」の2つに分けられ、2012年に発表された論文に基づき、今まで“メダカ”と呼ばれていた魚は「南日本集団」はミナミメダカ(学名Oryzias latipes) 、「北日本集団」はキタノメダカ(学名Oryzias sakaizumii)。
水族
館等:
葛西臨海水族園50淡水生物館(湖沼)
なかがわ水遊園E01日本の希少魚(日本中にすむ小さな希少魚)
アクアマリンふくしま02ふくしまの川と沿岸0202(小川)/0206(水田)
アクアワールド大洗12-5森と川(メダカ)
越前松島水族館04ラブリーフィッシュ2
犬吠埼マリンパーク4小型淡水魚
のとじま水族館07 本館6淡水の魚
090810 那珂aqE1 090416 葛西aq50 090811福島aq0206
130306 アクアワールド大洗12-5 140322 越前松島aq04 150308 犬吠埼マリンパーク4

キタノメダカ
160514 のとじま水族館7