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分布: |
アメリカ合衆国(アイオワ州南東部,アラバマ州南部,イリノイ州南西部,オクラホマ州東部,カンザス州,ケンタッキー州西部,テネシー州西部,フロリダ州北部,ミシシッピ州,ミズーリ州東部および南西部,ルイジアナ州)固有種。底質が泥で水深が深く水生植物の繁茂した河川、湖、もしくはその周囲にある池沼、湿原など。 |
特徴: |
最大甲長80cm。雌よりも雄の方が大型。背甲の甲板には凹凸や皺。椎甲板と肋甲板には筋状の盛りあがり(キール)が非常に発達。背甲の色彩は黄褐色や暗褐色,暗灰色。腹甲は小型で、十字型。色彩は灰褐色や暗灰色。頭部は非常に大型。眼窩は大型。吻端は突出し、顎の先端は鉤状に尖る。側頭部や頸部に棘状突起が並ぶ。尾背面は棘状の鱗が3列並び、尾腹面は小型の鱗が不規則に並ぶ。 |
備考: |
ワニガメ属は本種のみ。汽水域に生息する事もある。完全水生で、産卵を除いて陸に上がる事はまれ。 |
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