カミツキガメ
Chelydra serpentina
潜頸亜目カミツキガメ上科
カミツキガメ科カミツキガメ属
噛付亀/Snapping turtle
参考 110123 箱根園水族館9-4 by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
水族館等:箱根園水族館9-4魚類以外(カメ)
4亜種に分かれるが、亜種を3、4種の独立種とする説もある。
特徴: 最大甲長49cm。南部の亜種(種)に比べ北部の亜種の方が大型。背甲には3対の筋状の盛り上がり(キール)が入る。縁甲板の後部は尖る。腹甲は小さく十字型。
備考:

底質が泥や砂で柔らかい流れの緩やかな河川、池沼等に生息。完全水棲種で水底を歩き回るようにして活動。産卵以外で陸に上がることはまずない。動きは緩怠だが突発的に素早く動くこともできる。基亜種においては冬眠を行うことが知られている。

ホクベイカミツキガメ ”Chelydra serpentina serpentina” 「Common snapping turtle」
 分布: アメリカ合衆国(中部から東部にかけて)、カナダ南部
 特徴: 最大亜種。頚部背面の突起は尖らない。下顎にある髭状の突起が2-4対。
ナンベイカミツキガメ ”Chelydra serpentina acutirostris” 「South American snapping turtle」
 分布: エクアドル、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、ニカラグア、ホンジュラス東部
 特徴: 頚部背面の突起は尖らない。下顎にある髭状の突起が4-6対。
フロリダカミツキガメ ”Chelydra serpentina osceola” 「Florida snapping turtle」
 分布: アメリカ合衆国(フロリダ半島)
 特徴: 頚部背面には棘状の突起がある。下顎にある髭状の突起が2-4対。
チュウベイカミツキガメ ”Chelydra serpentina rossignoni” 「Mexican snapping turtle」
 分布: ホンジュラス西部、ベリーズ、メキシコ(中部から東部にかけて)
 特徴: 頚部背面には棘状の突起がある。下顎にある髭状の突起が4-6対。