フタコブラクダ
Camelus bactrianus
鯨偶蹄目ラクダ(核脚)亜目
ラクダ科ラクダ亜科ラクダ属
二瘤駱駝/Bactrian camel
160325 東武動物公園6-1 ほのぼのストリート1−1(ラクダ/ガチョウ) by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
160325 東武動物公園7-3
分布: 野生個体は中華人民共和国北西部とモンゴル。
家畜化された個体はより広い地域(トルコより東のイランやカスピ海沿岸、中央アジアやからモンゴル高原など)に分布。
特徴: 体長2.5-3m。尾長50-60cm。体重350-650kg。体毛はキャメル色。まつげが長く、鼻の穴は自由に閉じることが出来る。ヒトコブラクダと比べると体は頑丈で四肢が短い。指は二本で蹄が小さく、代わりに大きなしょ球が、ひざや胸には「たこ」がある。反芻し、反芻するときには下あごを左右に動かす。性質は元来おとなしいが、怒ると胃の内容物を吐きかける習性がある。野生個体より家畜化された個体の方が大型。背中に2つの脂肪の塊(瘤)がある。
備考: 半砂漠地帯やステップなど。砂漠地帯では特に有益な動物。現在でも大切な使役動物で、B.C2,000-1,800年頃には既に家畜化されていたとも言われる。
現在生息しているフタコブラクダのほとんどは家畜種で、野生種のものはモンゴルのアルタイ山脈のふもとなどに極めて少数が存命しているだけと言われている。
Camelus ferus(野生種)
Camelus bactrianus(家畜種)
撮影: 東武動物公園6-1 ほのぼのストリート1-1