キリン
Giraffa camelopardalis
鯨偶蹄目鯨反芻亜目ウシ下(亜)目真反芻小目
キリン上科キリン科キリン属
麒麟/Giraffe
160325 東武動物公園4 アフリカサバンナ(アミメキリン) by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
181119 よこはま動物園ZOORASIA アフリカのサバンナ by Ryo
181119 よこはま動物園ZOORASIA アフリカのサバンナ by Ryo
分布: アフリカ中部以南のサバンナや疎林。
特徴: 体長3-4m。頭頂高:雄4.5-5.2m,雌4-4.5m。体重:雄800-1500kg,雌550-1000kg。長い首をもち、地上では最も背が高い。多くの哺乳類と同様に頸椎の数は7個であるが、それぞれが大型かつ長い。頭部と長い頸部は発達した筋肉と靭帯で支えられ、肩が隆起。長さ約45センチメートルに達する舌と柔軟性のある唇をもつ。雌雄ともに頭に2-5本の皮膚におおわれた角をもつ。体は黄褐色の地に茶色のまだら模様。その模様は体毛を剃ると無くなる。脳まで血流を押し上げる為、動物の中で最も高い血圧を有する。首の血管には弁がついており、血液が逆流することを防いでいる。脚が鬱血しないように、皮膚が硬質化。
備考: 多摩動物公園・東武動物公園のものは、「アミメキリン(Giraffa camelopardalis reticulata/英名:Reticulated Giraffe)。
斑紋ははっきりとした濃い赤褐色で、斑紋の間の筋は白くて細く、整然とした網目を感じさせる。前足は後ろ足よりも少し長く、体毛は短い。 体の皮膚は厚い。体は雄の方が雌よりも大きく、角は雌雄共にもつ、アミメキリンには後頭角は見られない。前角はよく発達し、全体に毛の生えた皮膚で覆われる。
撮影: 多摩動物公園
東武動物公園4 アフリカサバンナ
よこはま動物園ズーラシア アフリカのサバンナ
197708 多摩動物公園(アミメキリン)
160325 東武動物公園4
アフリカサバンナ(アミメキリン)
181119 よこはま動物園ZOORASIA
アフリカのサバンナ
亜種: 分布域によって9-12亜種に分けられる。体表の模様などが異なる。脚の模様の有無も重要な判別材料となる。
Giraffa camelopardalis camelopardalis ヌビアキリン
Giraffa camelopardalis giraffa ケープキリン:ナミビア・ボツワナ・ジンバブエ・南アフリカ共和国にかけて、アフリカ大陸南部に生息
Giraffa camelopardalis reticulata アミメキリン:タナ川以北のケニア・ウガンダ・エチオピアにかけて生息。動物園でよく見られる。
Giraffa camelopardalis rothschildi ウガンダキリン:ロスチャイルドキリンとも呼ばれる。ウガンダを中心にしてスーダン・ケニアまで生息。
Giraffa camelopardalis thornicrofti キタローデシアキリン:他の亜種の分布しないザンビアのアングアバレー周辺に1,200頭前後で生息。
Giraffa camelopardalis tippelskirchi マサイキリン:動物園でよく見られる。
Giraffa camelopardalis peralta ナイジェリアキリン
Giraffa camelopardalis antiquorum コルドファンキリン
Giraffa camelopardalis angolensis アンゴラキリン:ナミビアからアンゴラまでに生息。ケープキリンに含めることもある。