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分布: |
アフリカ大陸中部のコンゴ民主共和国。ウガンダでは絶滅。 |
特徴: |
頭胴長1.9-2.5m、肩高1.5-2.0m、体重200-250kg。体型的にはウマに似る。胴体は黒褐色からやや明るい茶色。四肢にはシマウマのような白と黒褐色の横縞模様があるのが特徴で、特に後脚に顕著。これはオカピが生息する森林での保護色とともに、同種間での目印。
体型や毛皮の模様などからシマウマの仲間だと思われていたが、いくつかの特徴からキリンの仲間。偶蹄目の動物の特徴として、2つに分かれた蹄を持つ。シマウマは奇蹄目(蹄が1つ)。頭には毛皮に覆われた2本の角。青白く、耳まで届く長い舌を持つ。
オカピはキリンの先祖に近い動物であることが分かっている。森林で暮らしていたオカピの仲間から草原に適応したものが現れ、現在のキリンの仲間に進化していったと考えられている。 |
備考: |
野生では単独か親子で生活。長い舌を伸ばして木の葉や草をちぎって食べる。警戒心が強く観察することは困難で、詳しい生態はよく分かっていない。天敵はヒョウ。
脚の縞模様が美しく、森の貴婦人などと呼ばれる。20世紀に入ってから初めてその存在が確認された珍しい動物。 |
撮影: |
よこはま動物園ズーラシア アフリカの熱帯雨林 |
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181119 よこはま動物園ZOORASIA
アフリカの熱帯雨林 |
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