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分布: |
インド北東部、中華人民共和国(四川省、チベット自治区)、ブータン、ミャンマー北部。 |
特徴: |
体長100-237cm。尾長7-12cm。肩高68.6-140cm。体重オス150-400kg、メス250kg。メスよりもオスの方が大型。分泌腺は退化しているが、全身から臭いを発する。全身は長い体毛で被われるが、色彩は地域や個体による変異が大。顎の下の体毛が伸長。
雌雄共に湾曲した太い角を持つ。最大角長63.5cm。鼻面は長く、隆起。吻端の体毛で被われない裸出部(鼻鏡)は小型で、左右の鼻孔の間は体毛で被われる。四肢は太くて短い。
幼獣やメスの成獣は鼻の周囲のみ暗色だが、オスの成獣は顔全体が暗色。乳頭の数は4個。 |
備考: |
標高1,000- 4,000mにある森林などに生息し、タケやシャクナゲが密生した環境を好む。冬季になると標高の低い森林へ移動。夏季には約300頭の大規模な群れを形成することもあるが、冬季には3-35頭の群れを形成し分散。
食性は植物食で、主に木の葉を食べる。 |
亜種: |
以下の亜種に分ける説もある。
亜種ブータンターキンの分割を疑問視する説もある。
Budorcas taxicolor taxicolor
アッサムターキン(チベットターキン) - アッサム地方、チベット南東部、等
Budorcas taxicolor bedfordi
シェンシーターキン(ゴールデンターキン ) - 陝西省
Budorcas taxicolor tibetanus
スーチョワンターキン - 四川省
Budorcas taxicolor whitei
ブータンターキン - ブータン |
撮影: |
よこはま動物園ズーラシア 亜寒帯の森 |
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