161218 東京都練馬区「光が丘公園」 |
by Ryo |
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分布: |
ヨーロッパ中部および南部からロシア南部を経て中国東北部、サハリン、カムチャツカ半島までの、ユーラシア大陸中部域に広く分布。北方で繁殖した個体は、冬季南方へ渡る。
日本では北海道や本州の中部以北で繁殖するほか、冬鳥として本州以南に渡来。 |
特徴: |
全長18cm。スズメより大きく、ヒバリほどの大きさ。
雄の成鳥は、頭の上部と耳羽が茶褐色、頸の後ろは灰色。嘴は鉛色、円錐で太く大きい。冬羽になると肌色になる。風切羽は青黒色、背中は暗褐色、尾も暗褐色で、外側尾羽に白斑。目からくちばしの周りやのどにかけて黒色で、胸以下の体下面は淡い茶褐色。
雌は雄より全体的に色が淡く、風切羽の一部が灰色。
コイカルの雌と似るが、コイカルのほうがずっと細身で尾も長い。 |
備考: |
蝋嘴鳥(ろうしょうちょう)という異称がある。
平地から山地の落葉広葉樹林や雑木林に生息。市街地の公園、人家の庭でも見ることができる。
ムクノキ、エノキ、カエデなどの種子を主食。果肉の部分は摂取せず、太い嘴で硬い種子を割って中身を食べる。 |
撮影: |
東京都板橋区
東京都練馬区光が丘公園 |
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