エナガ
Aegithalos caudatus
スズメ目スズメ亜目Passeresスズメ小目
ウグイス上科エナガ科エナガ属
柄長/Long-tailed Tit
180614 東京都板橋区 by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
180614 東京都板橋区 180614 東京都板橋区 180614 東京都板橋区 by Ryo
分布: ユーラシア大陸の中緯度地方を中心にヨーロッパから中央アジア、日本まで広く分布。
日本では九州以北に留鳥または漂鳥として生息。
特徴: 体長は約14cm。翼開長は約16cm。体重は5.5-9.5g。左記体長には長い尾羽を含むので、尾羽を含めない身体はスズメ(体重約24g)と比べるとずいぶん小さい。
黒いくちばしは小さく、首が短く丸い体に長い尾羽がついた小鳥。目の上の眉斑がそのまま背中まで太く黒い模様になっており、翼と尾も黒い。肩のあたりと尾の下はうすい褐色で、額と胸から腹にかけて白い。雌雄同形同色で外観上の区別はできない。羽毛は薄褐色の初列風切が10枚で野外では黒く見え、次列風切りが6枚で重ねると黒く見え、3列風切が3枚で他の風切羽より褐色味が強く、尾羽は6枚で内側3枚は黒色、外側3枚は黒色に白色の模様が混じる。
備考: おもに平地から山地にかけての林に生息するが、木の多い公園や街路樹の上などでもみることができる。山地上部にいた個体が越冬のため低地の里山に降りてくることがある。
撮影: 東京都板橋区
亜種:
Aegithalos caudatus caudatus
ヨーロッパ北部および東部からシベリアにかけて、日本、朝鮮半島
亜種シマエナガA. c. japonicusをシノニムとする説もある。
Aegithalos caudatus alpinus
アゼルバイジャン南東部、イラン北部、トルクメニスタン南西部
Aegithalos caudatus aremoricus
フランス西部
Aegithalos caudatus europaeus
フランス北東部・ドイツからイタリア北部・トルコにかけて
Aegithalos caudatus irbii
スペイン南部、ポルトガル、コルシカ島
Aegithalos caudatus italiae
イタリア中部および南部、スロベニア南西部
Aegithalos caudatus kiusiuensis
キュウシュウエナガ 四国、九州
Aegithalos caudatus macedonicus
アルバニア・ギリシャから、ブルガリア・トルコ北西部にかけて
Aegithalos caudatus magnus
チョウセンエナガ
朝鮮半島、対馬、壱岐
Aegithalos caudatus major
トルコ北東部、コーカサス
Aegithalos caudatus passekii
イラン南西部、トルコ南東部
Aegithalos caudatus rosaceus
ブリテン諸島
Aegithalos caudatus siculus
シチリア島
Aegithalos caudatus taiti
フランス南部および南西部から、スペイン中部・ポルトガルにかけて
Aegithalos caudatus tauricus
クリミア半島
Aegithalos caudatus tephronotus
ギリシャ東部から、イラク北部・シリア・トルコ中部にかけて
Aegithalos caudatus trivirgatus
エナガ 本州、佐渡島、隠岐
170625 東京都板橋区