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分布: |
夏季にシベリア南部、サハリン、カムチャツカ半島南部等で繁殖し、冬季はフィリピン、セレベス島、ニューギニア等へ南下し越冬。
日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に飛来。一般的に秋の方が通過数が多く、各地で普通に見られる。 |
特徴: |
全長約15cm、翼開長は約26cm。スズメより少し小さく、サメビタキ、コサメビタキよりも一回り大きい。雌雄同色。背面は灰褐色、腹面は白い体羽で覆われる。腹面には暗褐色の縦縞が明瞭にならぶ。尾は背面よりやや暗色。翼は黒褐色でサメビタキやコサメビタキと比べると長く、翼の端は尾の半分程度まで達する。眼の周囲の羽毛はやや汚れた白色。足は黒褐色。 |
備考: |
渡りの時期は、平地から山地のやや開けた明るい林に生息。市街地の公園でも観察されることがある。単独もしくは10数羽の小さな群れを形成。
食性は主に動物食で、昆虫類等を食べる。 |
撮影: |
東京都板橋区 |
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