ショウジョウエビ Glyphus marsupialis	コエビ下目オキエビ上科 オキエビ科ショウジョウエビ属
	猩猩蝦or海老／Kangaroo shrimp

参考

110122 東海大学海洋科学博物館13-2

by Ryo

水族館等：海洋科学博物館13-2駿河湾深海生物（節足動物）
分布：	東大西洋：スペイン領サハラ沖からアンゴラまで。水深400-1160m。 相模湾、駿河湾などで希にとれる。
特徴：	体長18cm。一様に深紅赤色の大形種。雌の第1，2腹節の側甲が大きくふくらむ。頭胸甲は強く側扁し、肝域上の1点から前方へ2条，後方へ2条の隆起線。後走する隆起線の上にさらに1本の隆起があるが、あまり明瞭ではない。額角は短く、角膜の先端をわずかに越え、上下両縁とも歯はない。先端が斜めに切断されたような形から細長く突出した形まで変異がある。額角の後方は頭胸甲の背隆起が後縁に達するまで鋭い。背隆起上には7，8本の小歯があるのが一般的であるが、数は必ずしも一定していない。第1，2胸脚は独特な大きなはさみをもち、第3胸脚は糸状、第4，5胸脚は明らかに退化的。
備考：