ワンダーパス
Wunderpus photogenicus
八腕形目マダコ亜目マダコ科マダコ亜科Wunderpus属
−/Wunderpus octopus
120812 インドネシアバリ島トランバン by KJ 素人が作ったお魚図鑑
分布: 東南アジア:バリ〜スラワジ,北はフィリピン,東はバヌアツ。浅瀬。
特徴: 体長60cm。体地色は赤茶色で、白線や白斑が散在。手が長い。小さな眼が細長い支えの上に有り、両眼の上に長い円錐乳頭。
備考: 以前はThaumoctopus属のspとされていたようだが、2006年にWunderpus属として学名がついたらしい。
以前より、ミミックオクトパス”Thaumoctopus mimicus”としばしば混同されるが、ミミックは一日中活動するが、本種は夕暮れや夜明けの薄明に活動。また、本種は外套膜上に非常に明瞭な白点と、腕に白色横縞を持ち、吸盤の基部では白線が欠けるが、ミミックでは、外套膜上にぼやけた暗く白い模様があり、吸盤の基部沿い明るい白線を持つ。どうやら本種の方が本家の擬態蛸らしい。
120812 インドネシアバリ島
トランバン