ハナサキガニ Paralithodes brevipes |
異尾下目ホンヤドカリ上科 タラバガニ科タラバガニ属 |
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花咲蟹/Hanasaki crab |
参考 | 090811 アクアマリンふくしま07-06 | by Ryo |
水族館等:アクアマリンふくしま07-06オホーツク海6 | |
分布: | 北海道北東部からオホーツク海、ベーリング海周辺。浅い海〜やや深い海の岩礁。水深2-200m。主に水深50m以浅の海。若い個体はタイドプールなどごく浅い海岸域にも現れる。 |
特徴: | 甲幅15cm。甲は後部中央が少しへこんだハート型。体色は赤褐色に近いまだら模様で甲や脚には棘の突起が多数。タラバガニよりも体のとげが長く、脚は太短い。 |
備考: | タラバガニ科に分類される甲殻類は食用に珍重され、分布域の沿岸では重要な水産資源の一つ。名前に「カニ」とあるがヤドカリの仲間。和名の「ハナサキ」は、漁獲地となっている根室の地名「花咲」に由来するとする説が有力だが、茹でたときに赤くなって花が咲いたように見えることからとする説もあるらしい。 |