2005/07/16(土) こんなに近かったっけ
(東伊豆網代)
網代

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0288 Fe10L 5W又 30   17 09:49 10:24 35 18.6 27.4 F S   3~10
0289 Fe10L 5W又 30   19 12:08 12:41 33 19.5 30.1 F S   3~12

ポイントの状況
もう梅雨明けだろうと勝手に決めたほどの天気。波はまるで無く、台風の影響も見られない。中はほんのちょっと流れあり。
水温は上の方は暖かい(23度位)が、透明度は非常に悪い。さすがに下の方は冷たいが、透明度は上がる。

メンバー Junichi,Jun,Hiroko,KJ,Ryoの5人。 

1本目 キッテ根
ロンリー
(コクテンカタギ)
もともとこんなの?
(オルトマンワラエビ)
にぎやか
(ニシキウミウシ)
縄張り主張
(ウツボ)
 
夏の3連休初日、混雑を予想したが、東京駅5:55出発で、小田原厚木を出るまではノンストップ。幸い、渋滞もまだ始まったばかりで、予想外に早めの到着。のんびりと1本目をスタート。
波はまるで無く、べたべたなぎ。キッテ根のフロートから入るが、初めは暖かいが視界はほとんど無し。潜るにつれて、水温はどんどん下がり、ついには17℃まで。おかげで視界はよくなったけど・・・。
底に着くと目の前がキッテ根。確かにそうだったけど、「ちか!」。こんなに近かったっけ??。端の岩がもう目の前。そういえば、ショップでもらった地図を見たとき、「こんなに近くにアンカーがあったっけ」と、地図に文句を言っていたばかり。ま、迷わなくて良いけど。
ところで、水温のせいか、見えるといってもこの程度の透明度のせいか、あまり魚の方は活発ではなさそう。大きな群れも無く、常連さんがうろうろする程度。根の裏側の崖で、ロンリーフィッシュを発見。”コクテンカタギ”の若魚。比較的寒さに強いのか、伊豆でも見れる南方種。
アンカーの根元付近の枯れ枝のようなソフトコーラル(ススキカラマツ?)に”オルトメンワラエビ”が。これは擬態というよりベストマッチング?もともとこんな色だもんね。
岩の上に堂々と載るのは”ニシキウミウシ”。こいつは3つほど色のパターンがあるはず。これは結構一般的なやつだったと思う。配色はにぎやかで大きいから目立つはずだが、海の中だとこれでもそれほど目立たないよね。
”ウツボ”君が、ヒオウギヤギを囲んで縄張りを主張?そんなにがんばんなくてもいいのにね。

2本目 キッテ根
これは何? ピントが合わない!!
(イボイソバナガニ)
一家?
(シラコダイ)
常連さん
(ネンブツダイ等)
 
2本目は、根の奥の深場から。その割には水温は19℃、透明度もまあまあ。ところで、ソフトコーラルについているこれは、何なんだろう。ウミウシやヒラムシの仲間?それともソフトコーラルの体の一部?
海底から生えるムチカラマツについているのは、はっきりしている。独特の長い鼻?いぼいぼの背中。”イボイソバナガニ”のはずだが、ピントが合わない!!あと少しなのに・・・。
こっちのウミカラマツについているのは、”オルトマンワラエビ”。ちょっと奥のほうで、まるでピントが合わない。深いし寒いし、長居は無用。根に沿って暖かいところまで上昇。
根の上辺りはあまり透明度が良くない。ご覧の通り、常連の”シラコダイ”の一家や”ツマグロハタンポ”,”ネンブツダイ”や”キンギョハナダイ”といった面々も、緑色にかすんだまま。

今日の昼飯 etc.
網代の食堂の定食は、結構手が込んでいる。今回はドライカレーとそうめんサラダ。おいしくいただきました。

今日のお魚
ネンブツダイ/カゴカキダイ/ツマグロハタンポ/ウツボ/キンギョハナダイ/スズメダイ/コクテンカタギ/ホシササノハベラ/ヒラタエイ/シラコダイ/オルトマンワラエビ/キンチャクダイ/ニシキウミウシ/コクチフサカサゴ
イボイソバナガニ/オニカサゴ