2005/08/14(日) 気持ちいいぞ!
(東伊豆富戸ヨコバマ)
富戸

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0300 Al10L 5W又 32   21 09:00 10:07 67 12.8 24.1 × S 5~15
0301 Al10L 5W又 32   21 11:38 12:31 53 9.7 15.8 × S 10

ポイントの状況・他
天気は晴れ、波は無し。今日はお盆の真っ只中、ダイバーも相当多いようだ。混雑する前にということで、9:00には一本目スタート。
透明度も良く、久しぶりに気持ちのよい富戸に遭遇。1本目は中央から右へ、2本目は左テトラ方面へ。

メンバー Kogureっち,Hiroko,KJ,Ryoの4人。 

1本目 ヨコバマ(中央→右トサカ十字)
祝300ダイブ
(RYO)
この雰囲気は○
(KJvsKogureっち)
隠れ家
(オキゴンベ)
また会ったね
(アオウミウシ)
エントリー後すぐに水は冷たくなり、透明度も十分。砂地との境付近で、”イサキ”が餌に飛びついている。こういう運動をするんだと感心。今回はちょうど僕の300ダイブ記念。これで、100,200に続き300本目も結局伊豆ということに。次(400)当たりはどこかリゾートで出来るかな?。
透明度が良いと魚は少ない?良く見えすぎるのは危険ということか。”イトタマガシラ”や”ヒメジ”、”キタマクラ”は居るが、後はあまり見かけない。中央へ進み、イカの産卵礁へ。”マダイ”の幼魚が群れ、”オキゴンベ”が隠れん坊している。KJが砂を掘り出し、砂のお堀を作っている。真ん中は”ヒラメ”、結構図太く動かないもんだ。
岩場に寄り、トサカを目指す。僕らの接近に驚いたのか、砂地から”ヤマドリ”が飛び出し、岩にへばりつく。海草の上には今日も”アオウミウシ”が。今回はついつい小物に目が行き、”アカイソハゼ”もたびたびチェック、岩の下を覗きながら進む。
こいつは何だ?
(カナリーモレイyg)
偶然って?
(ノコギリガニvsベンケイハゼ)
またもや発見
(コケウツボyg)
撮りにくい!
(カザリイソギンチャクエビ)
なにやら岩の奥のほうに動くものが、ハゼにしては動きが鈍いし、正面から突っかかってくるようなこの感じは、もしかしてウツボ??。でも大きさは数cm、これってウツボの幼魚か?。一応写真に収めて、ネットで確認、どうやらまるで別物。伊豆の岩の下には、こんな小さなウツボが沢山居るらしい。候補としては「タカマユウツボやホシキカイウツボ」なんていうのが多いが、これは”カナリーモレイ”の幼魚のような気がする。
-25mのトサカで”オルトマンワラエビ”を見て、崖を上がる。水温の上昇に伴い、視界が悪くなる。今まで以上に岩の間に興味が増えて、一つ一つ覗いていく。またまた発見”ノコギリガニ”、それほど珍しいわけではないが、つい撮ってしまう。これが重要、なんとすぐ脇にベンケイハゼが写っている。残念ながら頭が少し切れているが、こういうところを丹念に見れば、まだまだ面白いものに出会えそうだ。
もちろんヤドカリだってチェック。一瞬”イシダタミヤドカリ”かと思ったが、実際は”ヤマトホンヤドカリ”。やったね、またもや小さなウツボだが、さっきのよりは断然大きい、”コケウツボ”の幼魚。どうでもいいが、”アカイソハゼ”の写真がやたらに多い。最近お疲れ気味の”オビアナハゼ”君も被写体にはなりやすい。
タマイタダキイソギンチャクが非常に目に付く。クマノミは居ないが、代わりに良く見ると小さなエビが、”カザリイソギンチャクエビ”。イソギンチャクが波に揺られて、中々全体を現してくれず、ピントも合いにくいので、写真は今一。最後に、たまには”ニザダイ”の写真も撮っておこうっと。

2本目 ヨコバマ(左テトラ)
休憩中?
(キタマクラ)
 
結構きれい
(スズメダイ)
まだ若いね
(ホウボウ) 
三重連
(ウミヒゴイ)
今日も贅沢なほど太陽サンサン、富戸は日陰が少ないのでパラソルも必需品かも?。それでも十分に休憩を取って2本目に。今回は浅目を選択し、左テトラへ。透明度は若干落ちるが、水温も高めでゆっくり潜れる。砂地には相変わらず魚が少なく、”キューセン”や”カワハギ”が砂をほじるのみ。年老いた”マダイ”が、もう目も見えないような状態であえいでいる。
小さな根にもほとんど魚は居ない。最近良く見る光景だが、小さな魚がヤギ類の間に挟まって休憩している。今回は”キタマクラ”、これって気持ちいいのかな?。上を見上げると、”マアジ”ならぬ”スズメダイ”の群れが舞う。これも結構きれい。
先のほうの砂地で、”アオリイカ”が一匹、砂をあおっている、あれは索餌行動なのか?。近づくとあっという間に逃げていった。今度は”ホウボウ”発見、まだまだ若い小さめの個体。初めのうちはのんびりしているが、徐々にスピードアップ。最後は中々追いつけなくなる。相手も必死だって・・・。
”ウミヒゴイ”の親子(?)が、仲良く三重連で過ぎていく。”カタクチイワシ”の小さな群れが僕の周りを行き来するが、ピントは合わないしスピードが速すぎてうまく写らない、残念だがあきらめてテトラ方面へ。テトラ周辺では”メバル”が傾いて砂地に着地。考えてみれば、"メバル”の行動は、縦になったり、傾いてみたりと結構面白い。
ひらひら
(コブダイyg)
同居中?(オオモンハタ
vsキンチャクダイ)
擬態???
(ベニイザリウオ)
何が居るんだ?(ウバウオ
vsオオアカハラ,etc.)
海草の間をオレンジ色の物体がヒラヒラ。見覚えはあるが、ここらでは珍しいはず、”コブダイ”の幼魚君だ。少しの流れに乗って、人をからかうようにヒラヒラ移動。結局ブレた写真が3枚ほど撮れただけ、結構人を喰ってくれたやつだ。
ちょっと大きな岩穴発見、黄色と青い筋が見えたので、中に向けて写真を一枚。後で見たらら奥には”オオモンハタ”、”キンチャクダイ”は方向転換中でまともに写ってないし・・・。黄色い海綿の間に紫色のシミ?、”ベニイザリウオ”がはまっている。けど、これって何か意味があるの?、擬態するにしては色が違いすぎるんじゃない?。ま、こういうのもありって事で。
安全停止中は結構面白い。今回も穴の中にうごめく紫色の魚を発見、どうやら”ウバウオ”のようだ。喜んで撮影、後で確認してみると、すぐ左には”ウツボ”の鼻。その先にはカ二の足のようなものも。こいつはちょっと曲者で、図鑑でも中々見つからなかった。やっと辿り着いた手の感じは、どうやら「カニダマシ」。体が完全に出ていないのが残念だが、髭もあるし、”オオアカハラ”で間違いないでしょう。

今日の昼飯 etc.
海洋公園のスーパー「ながや」で中華麺を買出し、別荘に戻りHirokoの調理で昼食。新しく出来た露天温泉へ行ったり昼寝したりと、のんびりとした時間を過ごして、夕食はまたまたHirokoのお手製中華。僕らは南の島のようなのんびりした時間を過ごせました。一番忙しかったHirokoに感謝。

今日のお魚
カワハギ/キタマクラ/サビハゼ/カサゴ/オニカサゴ/ヒラタエイ/ハナハゼ/ダテハゼ/イトタマガシラ/マダイ/オキゴンベ/ヒラメ/ヤマドリ/アオウミウシ/スズメダイ/アカイソハゼ/オルトマンワラエビ/カナリーモレイ/ノコギリガニ/シラコダイ/クロホシイシモチ/ネンブツダイ/ベンケイハゼ/ヤマトホンヤドカリ/コケウツボ/イソカサゴ/オビアナハゼ/オオスジイシモチ/ベニツケガニ/カザリイソギンチャクエビ/ニザダイ
キュウセン/ウツボ/アオリイカ/ホウボウ/ウミヒゴイ/カタクチイワシ/メバル/ムツ/コブダイyg/キンチャクダイ/オオモンハタ/ベニイザリウオ/ニジギンポ/ウバウオオオアカハラ