2005/08/20(土) 見える!見える!
(西伊豆土肥)
土肥

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0304 Fe10L 5W又 30   23 11:23 12:19 56 9.1 20.4 × S 10
0305 Fe10L 5W又 30   21 14:20 15:10 50 10.6 22.8 × S 5~8

ポイントの状況・その他
天気は快晴、気温も鰻上り、ついでに海の中も言うことなし。特に一本目、土肥で透明度10mは久しぶり。水温も高く、ゆっくり潜れた。
もう少し行きの道路が空いている予定が、東名青葉からすでに渋滞。沼津を降りてからものろのろが続き、結局土肥到着は10時、これは予定外。
今日は講習が2名、残った「Junichi」&「Ryo」のおじんチームは2人で海へ。

メンバー Tomo,Yuko,Junichi,Hiroko,KJ,Ryoの6人。 

1本目 通り崎ビーチ
スタートは、
(クサフグ)
透明度は見ての通り
(Junichi)
ち、小さい!
(コブダイyg)
これが語源か??
(クサハゼ)
ビーチへ到着、大潮の干潮時で、ステージへの浮き桟橋は大きく傾く。海を覗くと、なんと海底がはっきり。飛び込むと、あ、浅い、これが原因か!。しかし、そんなことも無く、明るい光が海底に届き、こんな土肥は久しぶりという透明度。水温も高く、一気にテンションが上がる(上がりすぎは危険だよ)。
ゆっくり砂地を降りていく。岩の前で”クサハゼ”が2匹、一匹はさっさと撤退、見張り役もすでに撤退の構え。ちょっと写真撮るだけですよ、だんな(?)。さらに進むと沈船も光の中、全体が見える。透明度は見ての通り(写真参照)。逆に明るすぎて、魚はあまり居ないのか?。
砂地を上がり、通り崎の方へ。Junichiが途中で橙色の小さい物体に注目、波に揺られてユラユラ。先日富戸で見た”コブダイ”の幼魚のさらに小さいやつ。もう少しじっとしてろよ。その先に変わった?ハゼを発見。緑の大きな鰭・・・、じゃ無くて、海草??。ただの”クサハゼ”じゃん。でも、もしかしてこの名前って、これが語源なの??。そんなはず無いよね。
黄色いの発見
(ミナミハコフグyg)
透明な横断者
(クロホシイシモチの幼魚?)
新しいの発見
(ホシハゼ)
久しぶり
(コロダイyg)
通り崎では、まずは”オルトマンワラエビ”に挨拶。続いて岩の隙間を丹念に探す。”ベンケイハゼ”が居るそうだが、なかなか行き当たらない。”ノコギリガニ”やいろんな”カニ”は結構見つかる。”ヒメギンポ”も歓迎?、マイナーだけど、結構きれいで写真の撮りがいはある。通り崎の向こうの岩場で”ミナミハコフグ”の幼魚を発見。ちゃっかり”ガンガゼ”の間に避難。これ以上はちょっと近づけない。
ゆっくりと浅場を散策しながら、ステージへ。目の前を透明な小さな魚が、大群で通り過ぎる。きっと"クロホシイシモチ”かなにかの幼魚だと思うが、この大きさじゃ確認できない。転石と海草の混じった砂場を進むと、ところどころで黒い影。どうやらハゼ。写真に収める価値がありそう。何度目かのチャレンジで何とか撮影。やっぱりまだ撮ったことの無い種類”ホシハゼ”、良く見ると結構そこら中に居た。図鑑では伊豆には居ないことになっているようだが・・・。
上のほうを4匹のアジがダンスしながら泳いでいる。”シマアジ”のように見えたが、はたして?。黒いハゼに混じって、黄色いスジの小さな魚がヒラヒラ。久しぶりだね、”コロダイ”の幼魚。イサキ類は本当に親子が違うよね、これがあんな姿になるんだから。

2本目 ビーチ
こっちで我慢
(モンガラドオシ)
これも初めて?
(ヒレナガハゼ)
す、すごい
(アオリイカ)
また来たぞ
(アオリイカ)
2本目は人が多いせいか、巻き上がり後が多い。沈潜まで行くが、前回同様あまりめぼしいものは居ない。”ダイダイヨウジ”が居るというので、ちょっと東よりのケイソンまで行ってみることに。途中で長い赤いものがニョロニョロ、”イッテンアカタチ”、それも大きい、ちょっと寄り道。だが、タイミング悪く、他のグループと鉢合わせ。着底して身動きできない状態に。”モンガラドウシ”でも撮って、今回はあきらめ。
さらに進むとロープに到着、ちょっと見慣れないハゼを発見。”ヒレナガハゼ”、確かこれも写真は初めて。大分暗いし、水温も低いので、ケイソンは断念してさっきのアカタチへ戻ることに。しかしそこには何も居ない、引っ込んじゃったらしい、さっきは頭だけは出していたんだけどな。もう一度沈船に行っても面白くないし、そろそろ暖かいところへ移動することに。
斜面を上がる。途中、”ホシハゼ”や”セレベスゴチ”をからかいながら進む。やけに平らなところに出たが・・・?。暖かいけど、これって上がりすぎ?。水深4m、通り崎のビーチの中じゃん、少し戻って壁際でも探そう。わ、凄い、茶色い大きなのと、白い小さめの”アオリイカ”が、何組もペアで産卵礁を目指す。
Junichiは興奮しすぎて近寄りすぎ、それじゃ逃げちゃうよ。ところがどっこい、人のことなんかお構いなし。我先に産卵礁に群れること群れること。不幸中の幸い、もし散っちゃってたら、みんなの顰蹙買いまくりだぞ。
人なんかお構いなし
(アオリイカ)
カニはお休み
(ベニツケガニ)
モデル
(ヒメギンポ)
いつも迷うんだ
(キビナゴ?)
ゆっくりと岩の間でも見ながらエキジットへ。今年は良く見る”ベニツケガニ”が休んでいる。大きめの岩の周りで、安全停止をかねて探し物。岩の裂け目でカニは見つかるが、お目当てのハゼ類は中々いない。モデル君の”ヒメギンポ”を接写。”ホシハゼ”や”イソカサゴ”はそこら中に居るんだけどな。エ〜イ、ヤドカリでも撮っておこうっと。
ステージの下は、いつものように”クロダイ”が数匹。釣堀の餌のおこぼれを狙っている。ステージの中も結構いろんなものがいる。今日は”キビナゴ”の幼魚の群れ。これっていつも”カタクチイワシ”と迷うんだけど、、良い見分けかたってないのかな?。”メジナ”の幼魚の群れや”イシダイ”の幼魚も相変わらず健在。

3本目??
Yuちゃん Tomoちゃん 記念撮影1 お見事!
残ったエアで、講習中の様子を撮影に。やってるやってる、もう大分慣れたかな?、それじゃあ並んで記念撮影。撮られるときに息を吸うのがコツ、っていってもいつ撮るかわかんない?。最後にバックロールの練習をしてプール講習終了。明日はいよいよ海洋実習だね。その前に、学科学科。頑張ってね。

今日の昼飯 etc.
今回も土肥のセンター内の食堂。この時期、「ざるうどん」や「ざるそば」が定番。

今日のお魚
クサハゼ/サクラダイ/キンギョハナダイ/クロホシイシモチ/オキゴンベ/コブダイyg/サビハゼ/ダテハゼ/ハナハゼ/ノコギリガニ/オルトマンワラエビ/ミナミハコフグ/ヒメギンポ/シマアジ/ホシハゼ/コロダイ/イソカサゴ/オニカサゴ/カサゴ/カワハギ/キタマクラ/ハナキンチャクフグ/ウツボ
モンガラドオシ/イッテンアカタチ/ヒレナガハセ/アオリイカ(産卵シーン)/オイランヤドカリ/セレベスゴチ/ニシキテッポウエビ/ベニツケガニ/メバル/キビナゴ/クロダイ/サラサエビ