2005/09/23(金) こんなに暑くなるなんて!? (西伊豆黄金崎) |
安良里 |
No | 器具 | 温度[℃] | 時間 | 水深[m] | 環境 | 透明度 [m] |
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タンク | スーツ | 気温 | 水面 | 水中 | entry | exit | 潜水 | 平均 | 最大 | Boat | 天気 | 他 | ||
0314 | Al10 | 5W又 | 30 | 22 | 10:41 | 11:33 | 52 | 14.0 | 20.7 | × | S | 5 | ||
0315 | Al10 | 5W又 | 30 | 22 | 13:14 | 14:04 | 50 | 13.7 | 18.3 | × | S | 5 |
ポイントの状況・その他 | |
・ | 台風は近づいているが、大きな影響は見られない。透明度は今年の西伊豆全体が悪いようで、ここも5m程と良くない。天候の悪化を予想していたが、なんと大外れ。太陽サンサンで、気温も鰻上り、暑すぎるくらいの好陽気。東名事故の影響で、やや遅めの到着ながら、まだ後続組みがかなり居るようだし、東伊豆はかなり荒れそうで、人が流れ込んでくるようだし、早めに入るのがbest。 |
メンバー Junichi,Jun,Hiroko,KJ,Ryoの5人。 |
1本目 黄金崎ビーチ(ゴロタ沿い) |
イサキに突入 (カンパチ) |
透明度の悪い日は (ベニイシガニ) |
指揮者 (ホムラチュウコシオリエビ) |
成長中 (イシダイ) |
・ | 海の中は思ったよりも人がいっぱい。こんなに人とすれ違う黄金崎は今までに経験が無い。陸上はもっと込んでいたときはいくらでもあったのに・・・。入ってすぐから、”ネジリンボウ”、”ヒレナガネジリンボウ”と人だかり。こんな混んでちゃろくに見れないし、パスしてどんどん先へ。最初の目標は”イソコンペイトウガニ”だ。 |
・ | 小さな根の上で、”イサキ”の幼魚と”テンジクダイ”系の幼魚が混成で群れている。”カンパチ”が4匹やって来て、群れにアタック。でも、人がいると”カンパチ”のほうが逃げていく。ここじゃ幼魚たちにとっては人の方が安全の対象?近寄ってもほとんど逃げない。 |
・ | 深場の方の根で散策開始、まずは下のほうから。透明度が悪いせいか、はたまた人馴れしているせいか、甲殻類もあまり逃げ込まない。ま、もともと”ベニイシガイ”系はあまり逃げ込むタマじゃないけどね。”ホムラチュウコシオリエビ”は結構臆病なはずだが、あまり意に介さず、”サラサエビ”の指揮?に夢中。 |
・ | 少しずつ上のほうにずれて”イソコンペイトウガニ”を探していくが、何せ伊豆では全長5mm程度らしく、残念ながら遭遇せず。あきらめてゆっくり戻る事に。白っぽい”イシダイ”が一匹お見送りに。縦縞が薄く残り、鼻先は真っ黒、きっと成魚になる途中。もう少しすると全身が青黒くなるんだろうな。 |
覗かないで(引越中) (オイランヤドカリ) |
移動するの? (ヒレナガネジリンボウ) |
まだ平気 (ヒレナガネジリンボウ) |
さらに平気? (ネジリンボウ) |
・ | 海藻の上で、ハダカのヤドカリ発見、どうやら引越しの真っ最中。「何見てんのよ!、あっち行ってよ」って感じで。しかも”オイランヤドカリ”だったりして・・・。 |
・ | 帰り道は行きとは正反対、あんなにいた人が誰もいない。ゆっくり”ヒレナガネジリンボ”と”ネジリンボ”の観察。カメラマンが三人寄って撮影会の開始。普通なら一人一人静かに撮影していくところだが、黄金崎の”ヒレナガ”は根性が違う?。なんとこれだけの人に囲まれて、巣を離れて泳ぎまわる。相当近くに寄ってもまだまだ引っ込む気配は無い。さらに”ネジリンボウ”もっと根性が座っている。これだけよっても、エビが引っ込まない。警戒信号を発していない証拠だ。 |
・ | ここで珍学説を一つ。黄金崎では人は安全の対象。なぜなら、ダイバーは襲ってこない(襲ってきても動きが鈍い)。しかもダイバーがいるときは、大型の捕食者も近寄ってこないという利点付き。どうやら毎日の学習で悟ってしまったようだ?。おかげでじっくり撮影できるけど・・・。 |
こっちも人馴れ? (ミジンベニハゼ) |
ここまで出てくる (ミジンベニハゼ) |
相手にされない? (ホソウミヤッコ) |
これも対象外 (サキシマミノウミウシ) |
・ | 2本目は”ヤシャハゼ””ミジンベニハゼ”と進んで、ケイソンで”イザリウオ”を探す予定。早速”ミジンベニハゼ”発見。とうか、こちらは”ネジリンボウ”以上に人慣れ度が高そう。小さな体で、貝に隠れても、すぐに隣の石の上にスポットライトを浴びに。ライトを当ててもびくともせず、カメラが寄ってもお構いなし。これは慣れすぎ。 |
・ | さすがに”ヤシャハゼ”はシャイで、引っ込んだきり出てきてくれそうも無い。砂地には、まだほんの小さな”ダルマガレイ”や”コチ”の幼魚が飛び跳ねるように移動する。これはこれでかわいいし、動きも楽しい。撮影会を終え、ケイソンヘ”イザリウオ”探しに出発。 |
・ | ケイソンでは数人が入り乱れて探し物。どうやら目的はみんな同じようだ。とはいえ、目の前を通り過ぎる”ホソウミヤッコ”や、白くてきれいな”サキシマミノウミウシ”には目もくれない。折角なのになんてもったいない・・・。結局”イザリウオ”は発見できず。雲見にも居るという情報があるので、明日までのお預けと言うことで。 |
今日のお魚 | |
・ | カワハギ/ソラスズメダイ/チョウチョウウオ/クロサギ/マダイ/ダテハゼ/ネジリンボウ/ヒレナガネジリンボウ/トラギス/ハナハゼ/スズメダイ/アカハタ/キンギョハナダイ/オオスジイシモチ/コスジイシモチ/カサゴ/ネンブツダイ/イサキ/カンパチ/サツマカサゴ/ベニイシガニ/イトヒキベラ/ホムラチュウコシオリエビ/サラサエビ/ホシノハゼ/クツワハゼ/ニザダイ/イシヨウジ/イシダイ |
・ | オニハゼ/ミジンベニハゼ/ホソウミヤッコ/サキシマミノウミウシ/ハコフグ/オキナヒメジ/タカサゴヒメジ |