2006/06/10(土) こんな味噌汁は・・・
(東伊豆宇佐美)
宇佐美

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0348 Al10 5又 23   18 09:24 10:06 42 11.3 15.8 × C 畝M 1~3
0349 Al10 5又 25   16 12:04 12:53 49 11.6 16.1 × C 畝M 3~5

ポイントの状況・その他
梅雨で雨の続く中、どうにか雨は避けられ、天気は曇り。しかし東の方に低気圧が抜けたせいで、うねりが入り、透明度も悪く底揺れ状態。特に1本目は大潮の干潮時間と重なり、エントリー時の透明度は最悪。

メンバー Saeko,Hiroko,KJ,Ryoの4人。 

1本目
せっかく寝てたのに!
(ウツボ)
アップになっちゃう
(オニカサゴ)
今回の主役?
(ニシキハゼ)
大きい!
(サザエ)
低気圧のせいでかなりうねりが。さらに今日は大潮、しかも干潮時間が9時47分と条件としては最悪。幸い、ここはエントリーがし易いので助かるが、それでもタイミングを図って一気に入らねば・・・。予想通り、細かい塵を巻き上げ透明度は・・・、ついついログには1mと書いちゃったい。
海底のロープと、目の前のフィンを頼りに沖へ向かうが、砂地にいたってもあまり景色は変わらない。パイプの”クロアナゴ”も居るには居るが、頭はかなり奥の方に。ほとんど見るものも無く、居るのは”オハグロベラ”程度。砂地のロープをたどる。海底に何か居るようだが・・・、1m、50cm近づくとやっと確認、”イトヒキハゼ”のようだが、真上から被っているのにまだ引っ込まない。あっちからも見えてないってことか?
さらに進むと見慣れない鉄製の棚?いったいこれは何のために?その先のロープはバイクのタイヤに。籠の中から飛び出したのは”ウツボ”君。せっかく昼寝してたのに!!。あたりもほとんど見渡せず、さらにロープをたどることに。結局グルッと回って岩場に到着。そろそろ我慢も限界、この味噌汁を何とかしてくれ〜〜。思いが通じたのか、視界がほんの少し開けたような・・・。どうやら干潮時を過ぎ、沖から潮が入り始めたらしい。とは言ってもせいぜい視界は3mだけど。
確認できるのは、砂底で揺られる”トラギス”や”ホシノハゼ”、たまにどっしりと”オニカサゴ”が海底にへばりつく。写真も近くしか撮れないので何でもアップに。やっとまともに確認できたのは、オレンジのラインが鮮やかな”ニシキハゼ”。これって、キヌバリやチャガラの仲間なんだよね。その後もあまり収穫無し、やたらに目立つので大きな”サザエ”でも記念に撮影しとこうっと。

2本目
今日はこの辺で・・・
(シュスヅツミ)
群れ??
(マアジ)
2匹居たのか?
(アオウミウシ)
大物?
ヒラタエイ
かなりのんびり時間を過ごし2本目に。おかげでそうとう満ちてきた。これなら少しは期待できるかも。確かに、エントリーはかなり楽にはなったが、透明度は先ほどのエキジット時と同じ程度。遠くが見えないので、今日はちょっと近くのものに注目。この赤いのはウミウサギガイ科の”シュスヅツミ”。キヌヅツミなんていう貝もこの仲間だね。今日はおとなしくこんなものでも観察するのが良いかも・・・。
相変わらず揺れは続き、岩の陰に隠れるように”ホシノハゼ”や”クツワハゼ”が避難中。砂地に出て、沖のテトラを探すが、あまりに視界が悪く確認できない。鉄製の棚の脇を、小さな”マアジ”の群れが通った。この時、KJは全く見えなかったが、同じ群れを見ていたらしいので、どうやら5mも離れていなかったらしい。
結局岩場に戻り、こちらのテトラを目指す。海草の間に青い物体を発見、ここでは常連の”アオウミウシ”。近づきすぎてピントが合わない。後で見ると、奥の方にもう一匹居たようだ。こちらのテトラの周りには、”ネンブツダイ”やハゼ類、”アミメハギ”などの小魚が避難中だ。
徐々に水深を上げ移動中、今回の最も大物?”ヒラタエイ”に遭遇。もともとあまり逃げない奴だが、こんなに近寄っているのに、ほとんど動く気配無し。海が荒れ気味のときは魚たちも人間には無関心だ。そういえば、心なしかこの辺りでも底揺れがしてきたようなので、この辺で上がることに。大潮の満潮近くなので、波に乗って、一気にスロープの上に。やっぱり満潮のときの方が出入りは楽チン。

今日の昼飯 etc.
いつものイタリアンレストラン”ポルトソーレ”で”ラザニア”を注文。一説によると、「インドネシア料理」に変わるらしいので、これが最後のイタリア料理かも。

今日のお魚
オハグロベラ/ウツボ/ネンブツダイ/クロアナゴ/ショウジンガニ/ニシキハゼ/ホシノハぜ/イトヒキハゼ/キタマクラ/カミナリベラ/ホシササノハベラ/トラギス/カタクチイワシ/カサゴ/メバル/オニカサゴ/タナゴ/スズメダイ/クツワハゼ/キュウセン/コスジイシモチ/サザエ
シュスヅツミ/カワハギ/マアジyg/アオウミウシ/ヒラタエイ/アミメハギ