2006/07/16(日) 本当に7月??? (西伊豆土肥) |
土肥 |
No | 器具 | 温度[℃] | 時間 | 水深[m] | 環境 | 透明度 [m] |
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タンク | スーツ | 気温 | 水面 | 水中 | entry | exit | 潜水 | 平均 | 最大 | Boat | 天気 | 他 | ||
0352 | Fe10 | 5又 | 29 | 22 | 14 | 08:59 | 09:34 | 35 | 12.5 | 23.1 | × | S | 2~12 | |
0353 | Fe10 | 5又 | 30 | 22 | 21 | 12:40 | 13:19 | 39 | 6.4 | 10.0 | × | S | 畝S | 2~5 |
ポイントの状況・その他 | |
・ | 天気は曇り時々晴れ時々雨。今一ハッキリしないが、最終的には晴れている時間が多かった。水温は昨日の大瀬と同じ、表層が20℃以上なのに、下層は・・・。沈船では14℃。いくらなんでも低すぎる。 |
・ | 「浜隠居」を出て101へ、なんと一番乗り。その直後から来るは来るは、立て続けに7〜8台の車が。なんと絶好のタイミングでエントリーも一番。なんせ9時前だもん。 |
メンバー Junichi,Hiroko,KJ,Ryoの4人。 |
1本目 通り崎沈船 |
岩陰には・・・ (コクチフサカサゴ) |
あ!! | これがやっと | これも多い (セレベスゴチ) |
(スジハゼB) |
・ | 一番で通り先へ。ほんの少し雨の気配。上から見る限りはかなりきれいに見えるが・・・。現地スタッフの間では、縦長のプランクトンが生息しているのではと言う説も。フロートへ着くと、こ、これは?まさかアカタチでは???しかし、色からいくとアナゴのようだが、いずれにしてもこんなところで浮いてるなんて・・・。 |
・ | ジャイアントで飛び込むと、水温は思ったほど高くはなさそう。だが透視度はかなり悪い、安全を考えロープ脇に潜降。底は少しだけマシだが、あまり見えないのは同じこと。海底の砂の上ばかりを見ることに。岩の脇で砂を被った茶色い個体は”コクチフサカサゴ”だろう。”サビハゼ”がそこら中の砂地を占領。”セレベスゴチ”もちょくちょく散らばってるぞ。 |
・ | 真下にちょっと変わったハゼ、体色はかなり黒い。あわてて写真を撮るが、このカメラだと中々書き込みが終わらない。その間にもみんなはどんどん先に行っちゃうし、結局撮れたのは3カット。家へ戻り検証すること3時間、青い斑点の位置、特に胸鰭基部。それに背鰭のカラフルさ(赤青黄色)などから、”スジハゼB”と言う事に。初めてだし、折角だからもっとちゃんと撮りたかったのに・・・。 |
鰭の模様が鮮やか (トゲカナガシラ) |
俺が守るぞ!! (アカイシガニ) |
これも初めて (ヒメハゼ) |
ここは危険!! (イザリウオ) |
・ | 深くなるにつれ透明度は増し、水温は急激に下がるおなじみのパターン。小さな”トゲカナガシラ”が、鰭の模様も鮮やかに、海底を滑っていく。こっちは”クサハゼ”、砂地は至る所からハゼが顔を出す。沈船近くではかなりの透明度、ここからアカタチの巣までも一望できる。残念なことにかなり荒れたと見えて、どちらの巣穴も完全に塞がっているようだ。これだけで必ずしもいなくなったとは考えられないが、もっと深場に引っ越しちゃった可能性も・・・。 |
・ | 沈船付近ではなんと水温14℃。大きな”アカイシガニ”が、両手を振り上げ立ちはだかる。奥にもう一匹が見えるので、どうやらこちらは雄。きっと雌が卵でも抱えているのだろう。これぞ男の生きる道!なんちゃって。今日の水温は昨日に増して殺人的、早々に温かいところへ退散するのがよろしいかと・・・。 |
・ | 水深5mほどでやっと一息。この辺りは20℃前後、下が下だけにかなり暖かく感じる。砂地はコチだけでなく、ネズッポも多い。ここには吻周辺が金色の”トビヌメリ”が数匹。おや、このハゼは何か違うぞ、確かにサビハゼには似ているが、よ〜く見ると髭が無い。しっかり撮って後で確認の予定が、結局たいした写真は撮れず、これにも悪戦苦闘。2時間ほどかけ、やっと”ヒメハゼ”に決着。今回はじめての”スジハゼ”にしろ”ヒメハゼ”にしろ、浅場では結構普通種。今まで撮らなかったのは何故だろう・・・。 |
・ | フロートから降りるロープ脇に黄色の個体。探していた”イザリウオ”のようだが、かなり予定と違った場所。こんなところにいると、降りてきた人たちに踏まれちゃうぞ。同じイザリウオ系でも、ベニやイロはあまり動かないが、”イザリウオ”は結構活発。威嚇行動もハッキリ。この違いはどこから来るのか?それとも単に僕が見た他のが小さかっただけなのか? |
・ | 最後の最後に、落ちが。フロートの上で突然リングのようなものが落下するのが見えた。何が起こったのか?水中ライトの蓋が取れた?いや、どこも壊れていない。実は分解したのはレギのセカンド。周りのリングのみがステージに転がり、中身は海中へ。余分なものを外して、オクトをくわえ潜ろうと思ったが、幸いHirokoがまだ下にいたので無事回収。こんなことが起こるなんて・・・。 |
2本目 通り崎ビーチ |
これも違うような・・・ (スジハゼB) |
タコ天国? (スナダコ) |
久しぶり (オニハゼ) |
・ | 2本目は最大水深10m、最低水温21℃と、かなり軟弱ダイビングに。潜降直後の砂地で、またまたちょっと違うハゼを確認。結局”スジハゼB”のようだ。浅場を進むと、岩場はタコの巣。近づくと、弾丸のように飛び出し、透明になって着地。どうやらこの辺は”スナダコ”の巣になっているらしい。一方、砂場はハゼの天下、”ダテハゼ”や”クツワハゼ”、”ホシノハゼ”に混じって”オニハゼ”が一匹。決して珍しくは無いが、何故かちょっと撮りたくなる。よ、久しぶり!! |
こんなにきれいだっけ? (ハナハゼ) |
残念ながら・・・ (クツワハゼ) |
こっちは大物? (マダコ) |
・ | 中層を、”ハナハゼ”が一匹、優雅に舞う。いつもは神経質なはずだが、今日は中々引っ込まない。じっくり見ると、青い体に、背中の黄色や赤の線が結構きれいなアクセント。今までは青一色のように感じていたのでちょっとした発見。岩の間に茶色いハゼ。またまた珍しいのを見つけたつもりで、慎重に撮影。こう言っては悪いが、結局は”クツワハゼ”。そういえばこれには結構今までも引っかかってるな。 |
・ | 岩の下から大きなタコ、こっちは”マダコ”のようだ。かなり怒っている様で、こっちへ向かって鼻息が荒い。茶色い林に突入、これはヒジキの林かな?ここはアオリイカの産卵礁にもなる場所。”クロホシイシモチ”に混じり、今回一匹だけしか見なかった”ソラスズメダイ”、ここでは見たことが無かった”チャガラ”などに遭遇。残念ながら、まだアオリイカの卵は見られない。最後は子メバルの団体に混じって帰路に。どうやらレギは何事も無く利用可能。これなら部品もなくなっていないのだろう。 |
今日の昼飯 etc. | |
・ | 「101」の食堂で冷やしうどん。これならさめる心配も無し。 |
・ | 後日も含めた余談だが、どうやら今年はものの寿命が来る年らしい。年初にインフレーターが暴走(虫が壊れて勝手に吸気、修理は部品のみで済んだが・・・)。パソコンのモニターが点灯不良(今日、本格的にウンともスンとも・・・)。デジカメの故障(基盤交換。運良く、延長保障の期間内で費用負担は1/10ではあるが・・・)。テニスラケットのフレームが破壊(10年以上使ってたものとはいえ・・・)。などなど。寿命のものは仕方ないけど、予定外の出費は結構痛い。この辺で落ち着いてくれよな〜。 |
今日のお魚 | |
・ | クロホシイシモチ/コクチフサカサゴ/クロサギ/スジハゼB/サビハゼ/セレベスゴチ/マトウダイ/アナハゼ/オハグロベラ/トラギス/コウライトラギス/アカイシガニ/トゲカナガシラ/クサハゼ/クロダイ/トビヌメリ/ヒメハゼ |
・ | スナダコ/オニハゼ/クツワハゼ/ハナハゼ/マダコ/メバル/チャガラ/ダテハゼ/ソラスズメダイ |